演習問題集 Flashcards
(40 cards)
単層上皮について誤っているのはどれか。 Aしばしば角化を伴う。 Bしばしば線毛が見られる。 C部位によっては杯細胞も見られる。 Dすべての構成細胞が基底膜に接している。 E多列〈偽重層〉上皮は特殊な単層上皮である。
A * 杯細胞は気管や消化管に見られる。
移行上皮の例はどれか。 A気管 B腎臓 C膵臓 D胆 E膀胱
E膀胱 *移行上皮の典型例は膀脱、尿管である。
多列(偽 重 層)上皮の例はどれか。 A気管 B腎臓 C膵臓 D胆 E膀胱
A気管 *多列〈偽重層〉上皮の典型例は気管、気管支である。
移行上皮について正しいのはどれか。3つ選べ。 A典型例は胃で見られる。 B容積が大きく変わる臓器で見られる。 C弛緩時、最も表層の細胞は扁平になる。 Dすべての構成細胞は基底膜に接している。 E収縮時、細胞膜の一部が細胞内に取り込まれる。
B、 D、 E
多列列(偽重層)上皮について正しいのは?(3つ) A構成細胞の丈が異なる。 B典型例は尿管で見られる。 C線 毛が見られることがある。 D杯 細胞が見られることがある。 E基底膜に接していない構成細胞がある。
A、 C、 D
重層扁平上皮が見られる部位はどれか。2つ選べ。 A食道 B胃 C小腸 D大腸 E肛門
A、E *重層扁平上皮は強度の高い上皮組織であり、機械的な刺激が強い部位で見られ る 。
角化を伴う重層扁平上皮が見られるのはどれか。 A腟 B口 腔 C表 皮 D尿 管 E甲状腺
C
角化を伴わない重層扁平上皮が見られるのはどれか。2つ選べ。 A腟 B口 腔 C表 皮 D尿 管 E甲状腺
A、B
上皮に線毛が発達するのはどれか。2つ選べ。 A気 管 B 小腸 C食 道 D卵 管 E近位尿細管
A、 D *線毛は運動性があるので、肢の中では気管(異物の除去)、 卵管(卵の輸送)で見られる 。
上皮に微絨毛が発達するのはどれか。2つ選べ。 A気 管 B 小腸 C食 道 D卵 管 E近位尿細管
B、 E *微絨毛には運動性はない。表面積を増加させる構造である。従って、原則的には 吸収上皮で見られる。
刷子縁の実体はどれか。 A絨 毛 B線 毛 C鞭 毛 D微絨毛 E不動毛
D
全分泌を行うのはどれか。 A乳 腺 B皮脂腺 C膵外分泌腺 Dエクリン汗腺 Eアポクリン汗腺
B *全分泌の例は皮脂腺である。
離出分泌を行うのはどれか。2つ選べ。 A乳 腺 B皮脂腺 C膵外分泌腺 Dエクリン汗腺 Eアポクリン汗腺
A、E
基底膜の主要部分は基底板であるが、基底板を構成するのは何型か。
IV型コラーゲン
細網線維を構成するのは何型か。
III型コラーゲン *これは細い膠原線維と考えてよいわけであるが、伝統的に細網線維と呼んでいる。
膠原線維の主な成分は何型か。
I型コラーゲン
軟骨基質の主な成分は何型か。
II型コラーゲンである。 *軟骨で最も一般的なのは硝子軟骨。
弾性繊維の主要成分は何か。
エラスチン
弾性繊維で、比較的少ないが、線維が弾性を持つために必須の成分は?
フィブリリン
細胞外マトリックスの基質を構成するGAGのうち、コアタンパク質に結合しないのは? Aヘパ リン Bヒアルロン酸 Cケ ラタン硫 酸 Dヘパラン硫酸 Eデルマタン硫酸 Fコンドロイチン硫 酸
B *GAGのうち、ヒアルロン酸はコアタンパク質に結合しない。他のGAGは、単独で存在することも、コアタンパク質に結合してプロテオグリカンを形成することもある。
規則性密性〈緻密〉組織はどれか。2つ 選べ。 A腱 B靭 C臓器被膜 D粘膜下層 E粘膜固有層
A、B
不規則性密性〈緻密〉組織はどれか。 A腱 B靭 C臓器被膜 D粘膜下層 E粘膜固有層
C * 不規則性密性〈緻密〉組織の代表例は臓器の被膜である。 なお、残った肢の粘膜 下層と粘膜固有層とは疎性結合組織である。
軟骨について正しいのはどれか。 A血行が豊富である。 B軟骨細胞は軟骨膜から供給される。 C関節軟骨は軟骨膜が発達している。 D軟骨基質はHE染色で好酸性を呈する。 E最も一般的にみられる軟骨は線維軟骨である。
B *
破骨細胞の周囲に形成される空間は何か。
Howship窩
