日本語の辞典 2 Flashcards
(460 cards)
薬指/くすりゆび
読み方:くすりゆび
《薬を水に溶かしたりつけたりしたところから》親指から数えて4番目の指。紅(べに)差し指。名無(なな)し指。
擽ったい/くすぐったい
読み方:くすぐったい
[形][文]くすぐった・し[ク]
1 くすぐられるなど、皮膚が刺激を受けて、むずむずした感じがするさま。こそばゆい。「背中が―・い」
2 なんとなく恥ずかしいような気持ちがするさま。きまりが悪い。「そんなにほめられると―・い」
[派生] くすぐったがる[動ラ五]くすぐったげ[形動]くすぐったさ[名]
懐く/なつく
読み方:なつく
【一】[動カ五(四)]《馴れ付く意。「なづく」とも》慣れ親しむ。慣れて付き従う。「人によく―・く鳥」「人見知りでなかなか―・かない」
【二】[動カ下二]「なつける」の文語形。
皆無/かいむ
読み方:かいむ
【一】[名・形動]全く存在しないこと。全然ないこと。また、そのさま。「欠席者は―である」
【二】[副]
1 残らず。ことごとく。
「―損をしても宜しい」〈福沢・福翁自伝〉
2 (下に打消しの語を伴って)全く。さっぱり。
「余は書に於いては―鑑識のない男だが」〈漱石・草枕〉
素読/そどく
読み方:そどく
[名](スル)書物、特に漢文で、内容の理解は二の次にして、文字だけを声に出して読むこと。すよみ。「論語を―する」
鯣/するめ
読み方:するめ
1 イカの胴を縦に切り開き、内臓を取り去って干した食品。祝儀に用いることが多い。
2 スルメイカのこと。
[補説] 1は、祝儀では「寿留女」とも当てて書く。
痛感/つうかん
読み方:つうかん
[名](スル)強く心に感じること。身にしみて感じること。「力量の差を―する」
無類/むるい
読み方:むるい
[名・形動]たぐいがないこと。比べるものがないほどにすぐれていること。また、そのさま。無比。無双。「―な(の)好人物」「―な(の)音楽好き」
羅列/られつ
読み方:られつ
[名](スル)連ね並べること。また、連なり並ぶこと。「数字を―するだけでは意味がない」
細々/こまごま
読み方:こまごま
[副](スル)
1 細かくて雑多なさま。細かくてあまり重要でないさま。「―(と)した道具類」「―した要件を片付ける」
2 細かいところまで行き届くさま。「事情を―(と)話す」
3 ねんごろなさま。丁重なさま。「―と世話をやく」「―(と)礼を言う」
4 せわしく働くさま。こまめに。「―と立ち働く」
5 繊細なさま。こまやかなさま。
「髪、色に、―とうるはしう」〈枕・二〇〇〉
縦穴/たてあな
読み方:たてあな
地面から垂直に掘った穴。
口頭試問/こうとうしもん
読み方:こうとうしもん
試験官の質問に対し、口頭で答えさせる試験。口述試験。
切実/せつじつ
読み方:せつじつ
[形動][文][ナリ]
1 心に強く感じるさま。「―な願い」
2 身近に深くかかわっているさま。「―な住宅問題」
3 よくあてはまるさま。適切なさま。「―に書き記す」
[派生] せつじつさ[名]
愚見/ぐけん
読み方:ぐけん
愚かな意見。また、自分の意見をへりくだっていう語。「―を申し述べる」
嵩張る/かさばる
読み方:かさばる
[動ラ五(四)]物のかさが増す。体積が大きくて場所をとる。「荷物が―・る」
ざるを得ない/ざるをえない
読み方:ざるをえない
[連語](動詞・助動詞の未然形に付いて)…しないわけにはいかない。やむをえず…する。「悪天候が続けば登頂は断念せ―◦ない」
拒絶反応/きょぜつはんのう
読み方:きょぜつはんのう
1 臓器移植などの際に、移植片を拒んで宿主から追い出そうとする働き。拒否反応。
2 ある物事や人を心理的・生理的に受け付けないこと。「コンピューターに―を示す」
能動的/のうどうてき
読み方:のうどうてき
能動的とは、能動的の意味
能動的とは、自らが考えて物事に取り組むという意味のことである。英語で能動的は active と表現する。
能動的の類語には「積極的」が挙げられる。積極的の語は、活発で主張が強い様子を指し示す言葉といえる。また、「行動的」も能動的に意味が近い。行動的の語は、思索にふけっているだけでなく、自ら活動を起こしていく姿を意味している。
能動的の対義語としては「受動的」が挙げられる。受動的とは、他人の行動や発言に対して受け身をとるばかりで自分の意思が希薄な状態を示す。「ビジネスパーソンとして出世するにはあまりにも受動的すぎる」といった表現をすることもあり、批判的な意味合いが強い。その点でも受動的は、能動的とは正反対のニュアンスを含んでいる。「消極的」も能動的の対義語として挙げられる。消極的は、後ろ向きで行動をためらいがちな様子を表す言葉である。
ほろ酔い/ほろよい
読み方:ほろよい
程よく、またはほんの少し酔った状態を意味する語。
パンチラ
主に女性の下着が一瞬ちらりと見えるさま、スカートがめくれるなどして下着が不本意にわずかに見えてしまうさまなどを意味する俗な表現。「パンツ(パンティー)がチラリ、と見える」の意。同じくブラジャーがちらりと見える状態をブラチラなどということがある。
刺客/しかく
読み方:しかく
《「しきゃく」「せっかく」とも》
1 暗殺する人。暗殺者。
2 党の規律に反し離党した議員に対し選挙での公認を与えず、失脚をねらって党本部が送り込んだ対立候補。
[補説] 2は、平成17年(2005)の衆院選で、自民党本部が郵政民営化に反対した自党議員に対してとった処置に始まる。
書名別項。→刺客
肉球/にくたま
読み方:にくきゅう
猫や犬などの足の裏にある肉質の塊。毛はなく、弾力があり、表面は厚い角質層に覆われる。歩くときのクッションになる。蹠球(しょきゅう)。
淘汰/とうた
読み方:とうた
[名](スル)
1 水で洗ってより分けること。転じて、不必要なもの、不適当なものを除き去ること。「不良企業は―される」
2 環境に適応した生物が子孫を残し、他は滅びる現象。選択。
3 流水や風による運搬の過程で、堆積物(たいせきぶつ)が粒径・形状・比重などに応じて選別される現象。
連れ立つ/つれたつ
読み方:つれだつ
[動タ五(四)]一緒に行く。伴って行く。「―・って遊園地に出かける」