N3文法エクストラ! Flashcards

1
Q

~てしょうがない・~て仕方がない

て形 +しょうがない/仕方がない

A

“very/extremely…” ; “can’t be helped…”

「意味」「とても~で我慢できない」・「我慢できないくらい~だ」
-ある感情や体の感覚が強くて我慢できない・ある感情や体の感覚を抑えられないときに使う
-話者の感情・欲求を表すので、感情を表す言葉をよく使う(寂しい、~たい、好きだ、気がする、思える、思い出される)
-第三者の気持ちを言いたいときは、「ようだ/そうだ/らしい」を一緒に使う。 (例)田中さんは勉強が嫌でしょうがないようだ

「例文」

  1. 睡眠不足のせいで、眠くてしょうがない。
  2. ああ、試合の結果が気になってしょうがない。
  3. 逃げているイメージは悔しくてしかたがない。
  4. 可愛くてしかたがない存在。
  5. どう頑張ったって私の想いは伝わらないと考え出すと本当に辛くてしかたがない。
  6. 鼻がかゆくてしかたがない。
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2
Q

~てたまらない

て形 +たまらない

A

“unbearably…”

「意味」「我慢できないほど~ ・非常に~」
-話者の感情・欲求などを表す言葉につく
-「非常に~だ」族で一番気持ちが強く、欲求に使えばよだれをたらし、痛覚などに使えば叫び声でもあげながら痛がる
-自発V❌
 ・死んだ友達を思うと泣けて ❌たまらない
-「~てたまらない」は族で一番強い感情を示す
-目標が見えている時に使う

「例文」

  1. 彼氏と遠距離恋愛で、3ヶ月会ってない。会いたくてたまらないよ。
  2. エアコンが使えないと、暑くてたまらない。
  3. そのドラマの続きが知りたくてたまらない。
  4. あと1点足りず、合格できなかった。悔しくて悔しくてたまらない。
  5. さっき、弟から母が入院したという連絡を受けて、心配でたまらない。
  6. っき薬を飲んだから、眠くてたまらないよ。
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3
Q

~てならない

て形 +ならない

A

“very/extremely…”

「意味」「とても〜だ/すごく〜だ」・「自然に〜という気持ちになる」
-『自然に』ある感情が起こり、抑えられない・感情を表す言葉と接続することが多い
-マイナスの事によく使うが、そうとも限らない
・田中さんには一度どこかで会った気がしてならない。
-【感情】や【感覚】が発生し、自分ではその気持ちが抑えられない場合に使う

「例文」

  1. N1に合格できるかどうか心配でならない。
  2. 日本へ行ったのに、お寿司を食べずじまいだった…残念でならない。
  3. 山田くんは文句ばっかり言うから、腹が立ってならない。
  4. 子どもにお年玉を上げられない自分が情けなくてなりません。
  5. 昨日の番組を見逃したのが悔しくてならない。
  6. 大役を担うことが本当に嬉しくてなりません。
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4
Q

~わけじゃない/わけではない

普通形(Na:な・N:の/な)+わけじゃない/わけではない

A

“it doesn’t necessarily mean that…”

「意味」「状況から~だと想像されるだろうが、実はそうではない」
-部分的に否定する【一部否定】
-はっきりと否定的なことを言わない時に使う
【婉曲的に言っている】
-【一部否定】か【婉曲的に言っている】かは場面や状況によって決まります

「例文」

  1. 長い間本を借りしたままでしたが、忘れていたわけではありません。
  2. いつでも電話に出られるわけではありません。連絡はメールでお願いします。
  3. フルーツが嫌いなわけではない。
    →フルーツが全部嫌いなのではなくて、好きなものもある【部分否定】
    →フルーツは嫌いだ【はっきりと言わない時】
  4. 図書館の本を全部読んだわけではない。
    →図書館の本を全部読んだのではないが、ほとんど読んだ【部分否定】
    →図書館の本を全部読んだのではない
    【はっきりと「全部読んでいない」と言わない時】
  5. テニスができないわけではない。
    →テニスが全然できないのではなくて、少しはできる【部分否定】
    →テニスができない
    【はっきり「できない」と言わない時】
  6. 今日は無理なわけではないんですが…
    (=今日は無理です)
    →今日は「無理です」というよりもやさしい表現
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5
Q

~たって・~だって

Vた形 +って
い形 く +たって
Na/N +だって

A

「~でも/ても」の話し言葉

「例文」

  1. 今から走ったって間に合わない。
  2. いくら広くたって、駅から遠い部屋には住みたくない。
  3. この料理は簡単だから、子供だって作れる。
  4. 泣いたって許さないよ。
  5. 台風が来たって旅行に行きます。
  6. そんな漢字なんて小学生だって読めるよ。
  7. バスだって電車だってかかる時間は同じだ。
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6
Q

~上(に)

普通形 +上に
N である +上に

A

“on top of that…/in addition to…”

「意味」「〜し、それに〜」・「〜し、更に〜」
-「〜上に」の「に」は省略することができる
・彼女は優しい上、かわいい。
-「上に」の前が良いことの場合、「上に」の後ろも良いことが来る・逆に「上に」の前が悪いことの場合、「上に」の後ろも悪いことが来る
⭕️ここの料理はおいしい上に安い。
【おいしい・安い→いいこと】
⭕️ここの料理はまずい上に高い。
【まずい→悪いこと 高い→悪いこと】
❌ここの料理はおいしい上に高い。
【おいしい→いいこと 高い→悪いこと】

「例文」

  1. この町は、地下鉄が通った上にデパートもできて、便利になった。
  2. 彼女は誰にでも親切な上、頭もいい。
  3. 最近の携帯は使い方が機能がたくさんある上に、カメラの性能も良いからとても便利だ。
  4. このアニメは迫力がある上に泣けるシーンがたくさんあっておすすめだよ。
  5. 田中さんは頭がいい上に、おもしろいから女性にモテる。
  6. ユニクロは安い上に質もよく多くの人から愛されているブランドだ。
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7
Q

~に加えて

N +に加えて

A

“in addition to…”

「意味」「〜だけでなく、さらに」
-ある事柄に対して、類似する別の事柄を追加するときに使う
-少し硬い表現

「例文」

  1. 今学期から初級クラスに加えて、中級クラスでも教えるようになった。
  2. このシステムを使うには初期費用500円に加えて、月利用料として毎月1,000円がかかります。
  3. 来年度は、今あるシステムのバージョンアップに作業に加えて、新しいシステムの開発もスタートするので、忙しい1年になりそうです。
  4. 来週開催予定の製品発表会では、新しいハードウェアに加えて、ソフトウェアのバージョンアップに関する発表も期待されている。
  5. 土曜日は、アルバイトに加えてボランティア活動もしている。
  6. 彼女は看護師の資格に加え、保育士の資格も持っている。
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8
Q

~恐れがある

V(辞書形)+恐れがある
N の +恐れがある

A

“(bad/unpleasant) possibility that…”

「意味」「(悪いことが)起こる可能性がある」・「(よくないことが起こる)かもしれない」
-【悪いこと】だけに使われる
-否定形は「〜恐れはない」です
・地震による津波の恐れはないということです。

「例文」

  1. 大きい地震が来たら、この建物は倒れる恐れがある。
  2. 明日は台風の恐れがあるので、注意してください。
  3. 地震の後は津波の恐れがあるので注意してください。
  4. たばこを吸いすぎるとガンになる恐れがある。
  5. このまま手術せず、放置すると悪化するおそれがあると医者に言われました。
  6. 国外へ逃亡されるおそれがあるので、空港の警備を強化してください。
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9
Q

~に決まっている

普通形 +に決まっている
Na/N +に決まっている

A

“definitely…”

「意味」「絶対に/きっと〜だ」・「〜に違いない」
-高い確信性を持って自分の推測を言う文型
-特に根拠はなくてもよい
-文句を言う時などによく使われる
・どうせあいつがやったに決まっている。
・結婚したばかりの彼は幸せに決まっている。
(自分はまだ独身だから妬んでいる)
-「~からに決まっている」の形でもよく使う
・携帯が壊れたのは不良品だったからに決まっている。

「例文」

  1. 彼女は大学に合格できないに決まっている。
  2. 今日は曇っているから、夜は雨に決まっている/雨が降るに決まっている。
  3. コンビニより、スーパーの方が安いに決まっている。
  4. 彼女が作った料理だ。おいしいに決まっている!
  5. 1年間毎日しっかり勉強したんだ。合格するに決まっている。
  6. 妹も新しいスマホを欲しがるに決まっている。
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10
Q

~にすぎない

普通形 +にすぎない

A

“no more than…/merely..”

「意味」「ただ〜だけだ」
-「~はあまり価値がない」「~は少ない」という気持ちを表す・話者が「特別じゃない・重要じゃない・少ない」と思っている
-「単に〜なだけで、重要ではない」という気持ちを込めて使われる
-程度が低い、大変なことではないと言いたい時や、軽視の気持ちなどを入れてよく使われる・程度の低さを強調するときの表現
-過去を表す場合は「子どもにすぎなかった」と後ろを変える場合と、「私は当たり前の事をしたにすぎません」の場合と、2つある

「例文」
1. 彼女は友達にすぎない。
→「彼女はただの友達で、それ以上ではない」
2. 私は少し手伝ったにすぎません。
→「私はただ手伝っただけで、重要なことはしていません」
3. 私は社員の1人にすぎませんので、わかりません。
→「私は社長や部長ではなく、ただの社員ですのでわかりません」
4. あの真面目な政治家が国民の金を使った話は噂にすぎない。
→「そんな話はただのうわさで、重要ではないよ」
5. 彼は金持ちではなく、父親が金持ちなのだ。彼は金持ちの息子にすぎない。
6. この問題の答えがわかる人は5%にすぎない。
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11
Q

~ものか/ものですか

普通形 +ものか/ものですか

A

“definitely will not…”

「意味」「絶対〜ない/決して〜ない」・「二度と〜ない」
-相手の意見を強く否定したり、強い意志を表す表現
-文句や苦情のように使われる事が多い
・あんな奴ともう二度と一緒に組むものか!
-「絶対〜ない」「決して〜ない」と強い反発や拒絶の感情を強調する
「例文」
1. あいつに俺の気持ちがわかるものか。
→「あいつに俺の気持ちは決してわからない」
2. あそこのラーメンはおいしくない。二度と行くものですか!
→「あそこのラーメンはおいしくない。絶対二度と行かない!」
3. あと1点で合格だったのに…この悔しさを忘れるものか。
→「あと1点で合格だったのに…この悔しさは絶対に忘れない」
4. 店員の態度は悪いし、料理は美味しくないし、こんな店二度と来るものか。
5. こんなところで、あきらめるものか。絶対にやり遂げてやる。
6. 彼が遅刻するものか。毎日授業の10分前には教室にいるのだから。
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12
Q

~ば(いい)と思う

A

「~ばいい」・「~たらいい」

「例文」

  1. だれかいい人と出会えればと思って、パーティーに行った。
  2. あんな素敵な人が恋人ならなあ。
  3. このかばん、欲しいけど高いなあ。もっと安ければいいのに。
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13
Q

〜もので・〜ものだから

普通形 +もので・ものだから
Na/N な +もので・ものだから

A

“because…”

「意味」「(原因・理由)〜ので/〜から」
-理由や言い訳を言うときの言い方で、「本当は〜したくなかったが、〜なので」と謝罪の意味を込めて言う時に使われる
-「予定外のことや不本意な理由があったので〜だ」と言いたい時によく使用される
-個人的な言い訳を言うときに使います。客観的な事実を表すので、「仕方がない」というニュアンスになる

「例文」

  1. 電車が遅れたものですから、遅刻してしまいました。
  2. 最近忙しいもので、連絡ができませんでした。
  3. 日本語がまだ下手なもので、失礼なことを言ったらすみません。
  4. 昔のことなもので、よく覚えていません。
  5. 安かったものだから、たくさん買ってしまった。
  6. 友達が遊びに来たものだから、勉強しないで遊んでしまった。
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14
Q

~を込めて

N +を込めて
+を込めた +N

A

「意味」「〜(という気持ち)を中に入れて…する」
-「気持ち」を表す単語(愛/心/願い)によく使われる
-【いいこと】【悪いこと】両方に使える

「例文」

  1. 感謝を込めて手紙を書く。
  2. 愛を込めて料理を作る。
  3. ありがとうの思いを込めて歌を歌う。
  4. 殺意を込めて料理に毒を入れた。
  5. これは、私が心を込めて育てた野菜です。
  6. 平和への願いを込めて、この歌を作りました。
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15
Q

~を通じて・~を通して

N +を通じて・を通して

A

“through…”

「意味」
①「(期間)~の間ずっと」(~の範囲で)
1. この村は1年を通して雪が積もっている。
2. 田中さんは6年間を通して、一度も授業に遅刻しなかった。
3. この辺りは1年を通して、多くの人で賑わっている。
②「~を手段として / 〜を媒介として」(手段)
-自分と何かの間にXを入れて新しい事を得る
-[備考] 後件には「知る」や「学ぶ」といった語がよく使われる
1. インターンシップを通じて様々な人に出会えた。
2. 日本での生活を通して学んだ事は、日本はとても時間に厳しいという事だ。
3. あの二人が付き合っていることを田中さんを通して知りました。
4. 最近の若い人の中にはインターネットを通じて、彼氏、彼女を見つける人もいます。
5. 剣道や相撲などのスポーツを通して、日本の心を学びました。
6. 彼女とは、先輩を通して知り合いました。
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16
Q

~をめぐって

N +をめぐって
N +をめぐる +N
N +をめぐっての +N

A

「意味」「~について、いろいろな視点から」・「〜について、周りで…が発生している」・「〜に関して、周囲で…が起こっている」
-どんな議論や争い、意見の対立が起きているのかを説明するときに使う表現
-特徴は「何かに関して、周囲で何かが発生している」というように、周りで起こっていることに注目しているところです
-「〜をめぐって」は後ろに「ケンカする」「議論する」「争う」「戦(たたか)う」「戦争が起こる」「〜が起こる」などという単語と使われる場合が多いです

「例文」
1. プリンをめぐってケンカした。
→どちらがプリンを食べるかについて、ケンカをした
【周りで起こっていること:ケンカ】
2. 犬を飼うことをめぐって、家族みんなで話し合いをした。
→犬を飼うか飼わないかについて、家族みんなで話し合いをした。
【周りで起こっていること:話し合いの発生】
3. 親の遺産をめぐって、兄弟が争った。
→親の遺産を誰がもらうかについて、兄弟が争った
【周りで起こっていること:争い】
4. あの事件をめぐって、様々な捜査がされている
→あの事件に関して、様々な捜査がされている
【周りで起こっていること:様々な捜査】
5. 今日、次のオリンピック開催地をめぐる会議が行なわれている。
→今日、次のオリンピック開催地をどこにするかについての会議が行なわれている
【周りで起こっていること:会議】
6. 会議の参加者は、食料の安全性をめぐる議論をした。
17
Q

~をもとに(する/した/して)

N +をもとに(する/した/して)

A

“as a basis…/based on…”

「意味」「~を根拠/素材/基本/基準/参考にして」・「Xを参考にしてYする」
-何か(Y)を作る際によく用いられる
-使う動詞は「書く・話・/作る・創作する」の意味をもつ動詞

「例文」

  1. この小説は被災者の実体験をもとにしたものだ。
  2. 管理人達の日常会話をもとにして作られた。
  3. 1枚目はなにも見ずに想像で描いたもの、2枚目は絵をもとにして描いたものだ。
  4. 三国志は中国の歴史をもとにして作られたマンガだ。
  5. 知識や経験をもとにして、論理的に物事を理解する能力。
  6. 科学的な空想(サイエンス・フィクション)をもとにした作品がSF小説です。
18
Q

~てもしょうがない・~ても仕方がない

て形 も +しょうがない/仕方がない

A

「意味」
①「~ある特定の行動をしても何の役にも立たない」
②「満足できない結果を受け入れる気持ちを表す」

「例文」
1. 電車が止まったのなら、遅れても仕方ない。
2. やちんがやすいんだから、駅から遠くてもしょうがないよ。
3. もうトラブルになってしまったから、今後悔しても仕方がありません。きちんと対応しなければなりません。
4. 高橋社長が決めたことだから、私がしゃべってもしょうがないと思って、会議で何も言わなかった。
5. 母:うちの子が一人で留学に行って、大丈夫かな。
 父:もう行くことが決まったのだから、心配してもしょうがない。あの子を信じて、応援してあげようよ。
6. A:私は電車に乗った時には、もう動いていたんだけど、ただ走るスピードがとても遅かったんだ。
 B:本当に電車が遅れると困りますよね。でも、そういう時は、焦っても仕方がありませんね。

19
Q

~際(に・には)

V(辞書形) + 際に
V(た形) + 際に
N  + の際に

A
「意味」~とき・~機会に
-他のどんな時でもなく、まさにその時だ
-後件には「~ください」や過去形が来ることが多い
-「~とき」より「~際(に)」のほうが硬い言い方
→日常生活の場面では「~とき」を使う。
(例)家に帰った ❌際 ⭕️とき、「ただいま」と言います。←日常のことなので、「~とき」を使う

❗「~際」「~際に」「~際(に)は」でニュアンスが違う。
→「際」はいつも、
→「際に」は1回の出来事で使うことが多い。
→「~際(に)は」は【特に】その時を取り上げて何かを述べる気持ちが入る。

「例文」

  1. 子供を守ろうとした際に、彼は怪我をした。
  2. 首相が去年いらっしゃった際にいただいた物だ。
  3. 申込用紙を記入の際は、必ず例をお読みになってからお書きください。
  4. 電車から降りる際、足元にお気を付けください。
  5. パーティー会場で受け付けの際に名前を言ってください。
  6. 私の国へ遊びに来た際には、案内するので連絡してください。
  7. 給与に関しては、面接の際にお話したいと思います。
  8. 東京を訪れた際に、大学の友達に会った。
20
Q

~にわたって

N +にわたって・にわたり
N +にわたる N

A

“over/throughout the entire…”

「意味」〜という長い間・〜という広い範囲

「例文」

  1. 5日間にわたって東京ビッグサイトの国際展示場で展示会が行われました。
  2. 彼女は音楽、映画、芝居などいろいろな分野にわたって活躍している。
  3. その戦争は六年間にわたって続いた。
  4. 3年間にわたるプロジェクトがやっと終わりました。
  5. この番組では全7回にわたり人体の不思議をご紹介いたします。
  6. 区内全域にわたって停電が続いている。
21
Q

~のも

V(普通形)+のも

A

“obviously”

「意味」「それも当然だ」

  1. そんなにひどいことをしたなら、彼が怒るのも当然だ。
  2. 30年も前のことだから、覚えていないのも無理はない。
22
Q

~ばかりか...(も)

V(普通形)+ばかりか
いA(普通形)+ばかりか
なA な/である +ばかりか
N である +ばかりか

A
「意味」〜だけでなく・XとさらにYも~だ
-後件には「〜も」、「〜さえ」、「〜まで」などがよく使われる
-「ばかりか」は他の「だけじゃない族」の中でもYを強調する
-後件に意志や命令、勧誘などの表現はほとんど来ない
-「+」も「-」もいいが、他の「ばかり」の用法に引っ張られ、文脈によっては「-」の意味が出てしまうことがある

「例文」

  1. 漢字ばかりか、ひらがなさえ書けない。
  2. 電気代ばかりか、水道代も値上がりする。
  3. 甘い言葉にのせられると、お金を失うばかりか、あなたの信用を無くすことにもなります。
  4. 正論を言っても取り合ってもらえないばかりか、逆に「お前が間違っている」と非難されるなんてことは普通だ。
  5. 彼は女性ばかりか男性からも嫌われている。
  6. あの人の話は、時間がかかるばかりか、内容もわかりにくて困る。
  7. 現金ばかりかキャッシュカードやパスポートまで盗まれた。
  8. 彼は無断欠席が多いばかりか、出勤しても真面目に働かずスマホばかり触っている。
  9. キムさんはスポーツが上手なばかりか、成績も優秀である。
  10. 初めて料理してみたが、見た目ばかりか、味も最悪だ。
23
Q

~(たら)、かえって

①~(たら)、かえって②

A

“but instead/on the contrary…”

「意味」
-一般的な予想と反対の結果を表す
1. 急いでいたのでタクシーに乗ったら、かえって時間がかかってしまった。
2. ダイエットしようと思って昼ご飯しか食べなかったら、かえって太ってしまった。
3. 山中さんは手術したばかりだから、お見舞いに行ってはかえって迷惑だろう。
24
Q

~ては・~(の)では

て形 +ては

A

“given~it’s natural that (bad thing)…”

「意味」「~という事実(または仮定の状況)だと、...というよくない結果になる。」
-...はマイナスの意味の文で、
-...は話者の希望・意向を表す文や働きかけの文は来ない

「例文」

  1. 山中さんは手術したばかりだから、お見舞いに行ってはかえって迷惑だろう。
  2. そんなに無責任な態度ではみんなに嫌われますよ。
  3. 今から家を建て始めるのでは年内にはでき上がらない。
25
Q

~に比べて

V(辞書形)の +に比べて
N(辞書形)+に比べて

A

「意味」(Aに比べてBは)「AよりBは〜」・「Aと比較するとBは〜」
-「Aと比較するとBは〜」というように、「B」について言う・ 主語は「B」ということに気をつける
-「Aに比べてBは〜」「BはAに比べて〜」と2つパターンがある

「例文」

  1. アメリカは日本に比べて大きい。
  2. 今年は去年に比べて暑い。
  3. 弟は兄に比べて頭がいい。
  4. 日本語は英語に比べて簡単だと思うよ。
  5. 鶏肉は牛肉にくらべ、脂がない。
  6. 男性に比べて女性はスイーツが好きだと言われている。
26
Q

~とともに

V (辞書形) +とともに
N +とともに

A

“together with…/at the same time as…”

「意味」
①「XとYが共に(ほぼ同時に)変わる」・「~が変化すると、・・・も一緒に変化する」・「~すると、それに応じてだんだん」
-Xは変化する言葉がくる(前に変化以外のNもOK)
②「Xと一緒にYする」
-用法①に対して、こちらは文型というより、語彙的な用法である

「例文」

  1. 生演奏とともに歌ってた。
  2. 5作品を予告編とともにご紹介!
  3. 美しさとともに物悲しさを感じさせる花火。
  4. その感動を選手とともに味わいたいと思いマネージャーに志望。
  5. 時間がたつとともに、手の痛みが引いてきた。
  6. インターネットの普及とともに、いつでもどこでも色々な情報が手にはいるようになった。
27
Q

~にともなって/にともない/にともなう

V (辞書形) +(の)にともなって/にともない/にともなう【自然】
N +にともなって/にともない/にともなう

A

“as~/with~”

「意味」「~という出来事や変化と一緒に、...という変化が起きる」
-一方の変化とともに他方も変わることを表す
①前件の変化→後件の変化
②前件と後件が同時に起きることを述べる

「例文」

  1. 新しい駅の完成にともなって、電車のダイヤが改正された。
  2. 町の人口が増える(の)にともない、駅周辺もにぎやかになってきた。
  3. みなさん、合格おめでとうございます。これから、入学にともなう手続きについて、説明します。
  4. 運動が終わると血液は前頭葉に戻ってきて、それにともなって集中力と学習力が増す。
  5. 時代の変化にともなって人々の考え方も変わってきた。
  6. 科学の進歩にともなってパソコン周りの物が少なくなった。
  7. 気温の上昇にともない、アイスクリームの売り上げが増加した。
  8. 衆議院区割りにともない今後の対策についての意見交換です。
  9. マラソン大会の開催にともない、5/13・14は営業時間等が変更になります。
  10. 上昇気流にともなって次々と新たな雲粒が生じている。
28
Q

~ままにする(他動詞)

~ままになる(自動詞)

A

「~ままにする」
→「その状態を変えないで同じ状態を続ける」
1. この鉢植えは、夏の間ずっと外に出したままにしています。
2. そのままにしておいてください。

「~ままになる」
→「その状態が変わらずに、同じ状態が続く」
1. 彼と会う約束をしたけれど、結局、合わないままになってしまった。
2. 洗濯物が、ずっと外に干したままになっている。

29
Q

~のことだから

N(人物)+のことだから

A

“knowing (him/her)…”

「意味」「〜だからきっと〜」・「~あの性格/調子だから、きっと~」(行動を予測する表現)
-【家族】【友達】など、よく知っている人にしか使えない
-よく知っている「人」について、その人の性格や習慣、いつもの行動などから判断したことを言う時に使う → 「確信を込めて言い方」

「例文」

  1. 真面目な田中さんのことだから、宿題はきちんとやってくるだろう。
  2. 健太君のことだから、また約束を忘れちゃったんじゃないかな。
  3. お母さんのことだから、きっと怒ってるんだろうな。
  4. 彼女のことだから、また遅刻するに決まっている
  5. 日本語が上手な彼のことだからアルバイトでもたくさん友達がいるだろう。
  6. 今日は彼女は買い物に行ったらしいよ。服が好きな彼女のことだからたくさん服を買うだろうね。
30
Q

~かねない

Vます +かねない

A

“might… (bad feeling)”

「意味」「〜という悪い結果になる可能性がある」・「(悪い結果になる)かもしれない」
-ある原因から悪い結果になる可能性がある
-よくない事にしか使えない
-話し手の心配や不安、警戒している気持ちを表します
-自分のことには使えないが、自分でコントロールできないことには使える

「例文」

  1. 田中さんはいつも遅刻するから、今日も遅刻しかねない。
  2. 1日にたばこを20本も吸っていたら、将来病気になりかねない。
  3. 台風が日本に直撃しかねないというニュースを今朝知った。
  4. 真面目な木村さんがそんなことをいうと、皆に誤解を招きかねない。
  5. 対応が遅れると大問題にはなりかねないよ。まずは早急に今の状況を報告しよう。
  6. 彼は口が軽いので、秘密を漏らしかねない。
31
Q

~に反して

N(辞書形)+に反して
(「Nに反する〜」「〜に反したN」)

A

“contrary to…”

「意味」「〜とは違って」・「〜とは反対に、逆に」
-話者の意外な気持ちを含めて強調する場合が多い
-【予想】や【期待】が結果と違うと言いたい時に使われる
-よく一緒に使われる言葉
・予想に反して
・期待に反して
・希望に反して
・規則に反して

「例文」

  1. 予想に反して、今年のN1の試験は難しくなかった。
  2. 彼女は両親の期待に反して、進学しなかった。
  3. 全く来ないと思ったが、予想に反して多くの人が集まった。
  4. 本人の意志に反してアウティングとかプライヴェートな情報ぶちまけられるようなことがあってはならない。
  5. 制作者の予想に反して、こんなにも皆さんが好きと言ってくれて少々びっくりしています。
  6. 世間の忙しさに反して12月はゆっくりした時間が流れています。
32
Q

~にもとづいて

N +にもとづいて

A

“using~as a basis…” ; “based on…”

「意味」「~を基礎・根拠・基本にして」
-基準になる言葉(計画、データ、方針、調査結果、ルール、資料、考え方など)につく

「例文」

  1. 計画にもとづいて勉強をする。
  2. 自分の経験にもとづいて話す。
  3. 法律にもとづいて罪が決まる。
  4. みなさんの意見にもとづいて、やり方を変える。
  5. アンケート結果に基づいて、新商品の方向性を決めるつもりだ。
  6. これは実験データに基づいて立てた仮説でございます。
  7. 警察は、男の子の証言に基づいて犯人を特定した。
  8. 彼が犯してしまった行為は法律に基づいて正しく処分されるだろう。
  9. この閣議決定に基づいて、農地調整法の改正が行われました。
  10. どれほどの詳細が含まれているかや、大きな写真が付いているかに基づいて評価する。
33
Q

~を除いて

N +を除いて/を除き

A

“except/excluding…”

「意味」「~は例外である」
-ある範囲から一部の要素を除外することを表す

「例文」

  1. 特別な場合を除いて、メールでの相談は無理です。
  2. 月曜日を除く平日は、午後7時まで営業しています。
  3. 彼を除いて、全員来ています。
  4. 休業日を除き、頂いたメールへの返信は即日行なっております。
  5. ウサギは睡眠時間を除き、常に食事を行う動物です。
  6. 一部の列車を除き、車内での飲食は原則禁止です。
  7. 館内は一部を除き撮影できます。
  8. 館内では喫煙室を除き全面禁煙となっております。皆様のご理解とご協力をお願いします。
  9. 当店では今月末まで、一部商品を除き50%OFFでお買い求めいただけます。
  10. 明日は関東地方を除き、天気が崩れます。
34
Q

~に限らず

N +に限らず

A

“not only (in)…”

「意味」「~だけでなく、・・・」
-「・・・」には「~」よりも広い意味の言葉が来る
→「限る」には限定の意味があります
・「〜に限らず・・・も」は「〜だけではなく他にもある」という意味で、「〜に限定しないで・・・も」という意味です
-「その範囲に限らないで、さらに広い範囲で」という意味

「例文」

  1. この小説家は、日本に限らず、海外でも有名だ。
  2. トマトに限らず、野菜なら何でも好きです。
  3. 寿司は、アジアに限らず世界で人気だ。
  4. あのアイドルは、若者に限らずお年寄りにも知られている。
  5. このアニメは、男性に限らず女性にも人気がある。
  6. 女医さんに限らず、稼ぎのある女性は金銭的なもの以外を結婚に求める。
  7. カードゲームの主人公って遊戯王に限らず変な髪型じゃないといけないのか。
  8. 30代に限らず仕事に行き詰まりやモチベーションの低下を感じている方は絶対に読むべき書。
  9. 政治の話に限らず、身辺に起こったいろいろな話題について書いていければと思っています。
  10. 鳥に限らず何か生き物を飼うときはまずデメリットから調べたほうがいいと思う。
35
Q

~に限り

N +に限り

A

“only (on)/just (for)…”

「意味」「~にだけ特別に・・・する」・「Xだけは特別だ」
-例外的に扱われるものを表す言葉につく
-Xに対する対処・対応を後件で述べる
-後件には、例外だけに適用されることを言う文が来る。否定や働きかけの文は来ない。

「例文」

  1. 平日に限り、駐車料金は無理です。
  2. 小泉という名前の人に限り無料です。
  3. 10時までに来たお客様に限り無料でコーヒーを差し上げます。
36
Q

~から(とい)って

V・A/Na・N(普通形)+からといって

A

“just because… (it doesn’t always mean that)”

「意味」「たとえ〜という理由・事実があっても」・「ただ〜という理由だけで」
-文末には「〜とは限らない」や「〜わけではない」、「〜とはいえない」などの部分否定の表現使われることが多い
-多くの場合、「〜だから〜は当然だ」と言われることを否定したい時に使用される
-相手に対する批判や助言、事実関係に関する注意、訂正などが多い

「例文」

  1. アメリカに留学したからといって、英語がペラペラになれるわけではない。
  2. N1を持っているからといって、会話が上手とは限らない。
  3. おいしいからといって、食べすぎは体に悪い。
  4. 天気予報だからといって、いつも正しいとはいえない。
  5. 安かったからといって、買いすぎはよくないよ。
  6. 日本人だからといって、ちゃんと敬語が使えるとは限らない。
  7. 見た目が嫌いだからといって、食わず嫌いをしないほうがいい。
  8. 10年以上車を運転しているからといって、事故を起こさないとは限らない。
  9. 有名大学を出たからといって、必ずしも頭が良いとは言えない。
  10. 暑いからといって、毎日クーラーが効きすぎた部屋の中にいると健康によくないよ。
37
Q

~て以来

Vて形 +以来
N(辞書形)+以来

A

“since…”

「意味」「〜てからずっと」・「〜してから、今までずっと」
-文型のポイントは「〜てから、ずっと…の状態が続いている」というように【継続】を表す
-使わない場合
①「新しいことの発生」・「1回だけのことには使わない」
・❌結婚して以来、10年目に赤ちゃんが生まれた。
→結婚が10年間継続していますが、「赤ちゃんが生まれた」ことは新しく発生したことですから「〜て以来」を使うことができない
②「近い過去は❌」
・彼は ❌さっき授業が終わって ⭕️日本へ来て以来、将来について考えている。
③「未来は表せない」
・来週 ❌以来 ⭕️以降ずっと雨が降るらしい。

「例文」

  1. 妊娠して以来、お酒を飲んでいない。
  2. 高校を卒業して以来、山田くんに会っていない。
  3. 彼は入社して以来、1度も会社を休んでいない。
  4. あのドラマを見て以来、彼女のファンです。
  5. 入院以来、健康に気をつけている。
  6. 初演以来、公演回数が8000回を超えた。
  7. 昨年のコンサート以来遊んでない。
  8. あの日以来、俺はそう強く思ったんだ。
  9. その日以来、私は復讐心だけをエネルギーに生活していた。
  10. 結婚して以来、忙しい
38
Q

~ところ +に・を・で

A

①料理をしているところに、電話がかかってきて困った。
→「~ところに」
=「ちょうどその時に(出来事が起きる)」

②デートをしているところを友達に見られてしまった。
→「~ところを」
=「ちょうどその場面を(Vする)」

③会社に行こうとして電車に乗ったところで、今日が祝日だと気づいた。
→「~ところで」
=「ちょうど~した区切りの時点で(Vする)」

39
Q

~ところだった

V(辞書形)+ところだった

A

“was about to…”

「意味」「~という場面・状況だった」
→「もう少しで」「危うく」などの語と一緒に使われる

「例文」

  1. あと少しで終わるところだったのに、時間がなくなってしまった。
  2. 危うく階段から落ちるところだった。