一つのメルヘン Flashcards
(24 cards)
一つのメルヘンの作者
中原中也
この作品の作者の代表作品二つ
山羊の歌
在りし日の歌
14行からなるこの詩の形式は
ソネット形式
陽のよみ
ひ
ゐるのよみ
いる
蝶のよみ
ちょう
今迄のよみ
いままで
川床のよみ
かわどこ
珪石か何かのやうでの表現技法
比喩法
比喩法には(1)などの語を用いる(2)と、(1)を用いない(3)があります。
1 ようだ
2 直喩
3 隠喩
😎テストでは語群あり
さらさらは擬声語か擬態語か
擬声語
第二連でのさらさらは何を表しているのか
陽がさらさらとかすかな音をたてていること
擬声語は五感のどの部分で感じ取れますか
聴覚
擬態語は五感のどの部分で感じ取れますか
視覚
一つ蝶と表現されていた理由
生命感が不確かだから
生きているのか死んでいるのかわからない
現実にはありえない情景を二つ答えよ
・夜なのに陽が射している
・陽が粉末のように音を立てている
・蝶の影が淡く、くっきりしている
この中の二つ
この詩の蝶のイメージ
はかなく、死にゆく、切ないなど暗い
蝶の存在により変化したもの
(1)いた(2)的な世界が(3)のある世界へと変わった
(乾)いた(幻想)的な世界が(潤い)のある世界へと変わった
()の夜は、はるかの彼方に
(秋)の夜は、はるかの彼方に
()ばかりの、()があって、
(小石)ばかりの、(河原)があって
陽といっても、まるで()のようで
陽といっても、まるで(哇石)のようで
非常な()の粉末のやうで
非常な(個体)の粉末のやうで
さて、()の上に、今しも一つの()がとまり
さて、(小石)の上に、今しも一つの(蝶)がとまり
やがてその蝶が見えなくなると、いつのまにか、今迄流れてもいなかった()に、()はさらさらと、さらさらと流れていました
やがてその蝶が見えなくなると、いつのまにか、今迄流れてもいなかった(川床)に、(水)はさらさらと、さらさらと流れていました