ことわざ1

Question 1

死んでしまった人は、証言も抗議もしないということ

Answer 1

死人に口なし

Question 2

人が取り残して最後に残った物には思わぬ利得があること

Answer 2

残り物には福がある

Question 3

急いでいる時こそ、落ち着いてことにあたれということ

Answer 3

急がば回れ

Question 4

人が害を受けた場合、被害者は受けた害と同じ程度の仕返しをしてもよい

Answer 4

目には目を、歯には歯を

Question 5

故郷を離れていた人が、出世して故郷に帰ること

Answer 5

故郷に錦を飾る

Question 6

幼年時代に一緒に遊んだ友人、幼馴染みのこと

Answer 6

竹馬の友

Question 7

当事者同士が争ってものが見えなくなっている間に第三者が利益をそっくり横取りすること

Answer 7

漁夫の利

Question 8

立身出世につながる難しい関門のこと

Answer 8

登竜門

Question 9

苦しいことも過ぎ去ってしまえば忘れてしまうこと

Answer 9

のど元過ぎれば熱さを忘れる

Question 10

風流より実利についた方がましだということ

Answer 10

花より団子

Question 11

少しのものも積み重なると大きなものになるたとえ

Answer 11

ちりも積もれば山となる

Question 12

油断は失敗を招くから、何よりも恐ろしい敵であるということ

Answer 12

油断大敵

Question 13

名人でも失敗することがあるということ

Answer 13

河童の川流れ

Question 14

もうこれ以上は我慢し続けることが出来なくなること

Answer 14

堪忍袋の緒が切れる

Question 15

何であれ好きなことなら、そのことに熱中するので上達も早いこと

Answer 15

好きこそ物の上手なれ

Question 16

年を取ると、気力はあっても身体が言うことを聞かないということ

Answer 16

年には勝てぬ

Question 17

人から聞いた話では良いことずくめであったが、実際に目で確かめるとまるで違ってひどいこと

Answer 17

聞いて極楽見て地獄

Question 18

幼いときの性質は年をとっても変わらないこと

Answer 18

三つ子の魂百まで

Question 19

人に恨まれるような者に限って、世間に出ると幅をきかせること

Answer 19

恨まれっこ世にはばかる

Question 20

面倒なことが次から次におこること

Answer 20

一難去ってまた一難

Question 21

自らの行為の報いとして自らが禍いを受けること

Answer 21

身から出た錆

Question 22

表面にたたずに陰で力を尽くすこと

Answer 22

縁の下の力持ち

Question 23

身近なことにうとかったり、それに気づきにくいこと

Answer 23

灯台下暗し

Question 24

朝早く起きるのは健康にも良く、何かしら良いことがあるものだということ

Answer 24

早起きは三文の徳

Question 25

自分のためになる忠告は、聞きづらく嫌なものだということ

Answer 25

良薬は口に苦し

Question 26

悠久の自然を眺めて、世の転変を嘆く言葉（杜甫）

Answer 26

国破れて山河あり

Question 27

今にも消えようとするもののたとえ

Answer 27

風前の灯

Question 28

時間は金銭と同じように大切なものだから、無駄に使ってはならないこと

Answer 28

時は金なり

Question 29

苦労せずにおおきな利益を得ること

Answer 29

濡れ手で粟

Question 30

よどみなく喋る様子

Answer 30

立て板に水

Question 31

多少のことでは効果が上がらないこと

Answer 31

焼け石に水

Question 32

困難や悪いことが収まったあとは、問題がおきなくなるということ

Answer 32

雨降って地固まる

Question 33

人は付き合う友達によって、善悪どちらにも感化されるということ

Answer 33

朱に交われば赤くなる

Question 34

下手なのに非常に好きで熱中すること

Answer 34

下手の横好き

Question 35

関わりを持たなければ、不利益を被ることもないということ

Answer 35

触らぬ神に祟りなし

Question 36

物事は、往々にして繰り返されるものであるということ

Answer 36

二度あることは三度ある

Question 37

短期を起こすと結局自分の損になるということ

Answer 37

短気は損気

Question 38

どんな名人や達人でも失敗することがあること

Answer 38

弘法も筆の誤り

Question 39

少しも手応えがない、効果や反応がないこと

Answer 39

ぬかに釘

Question 40

将来のことはどうなるか全くわからないこと

Answer 40

一寸先は闇

Question 41

にがにがしい気持ちである様子

Answer 41

苦虫を噛み潰したよう

Question 42

動き回ってこそ幸いに巡り合う、何事にも積極的に行動すれば必ずいいことがあること

Answer 42

犬も歩けば棒に当たる

Question 43

つまらないものでも、無いよりあった方がいいということ

Answer 43

枯れ木も山のにぎわい

Question 44

専門的なことは、それぞれの専門の人にまかせよということ

Answer 44

餅は餅屋

Question 45

命があってこそ話になる、死んでしまっては何にもならないということ

Answer 45

命あっての物種

Question 46

あちらこちらと駆け回ること

Answer 46

東奔西走

Question 47

辛抱すれば目的は達成できるということ

Answer 47

石の上にも三年

Question 48

上手に物事を進めるには、ときには噓も一つの手段として許されるということ

Answer 48

噓も方便

Question 49

どんなに小さく弱い者でも意地はあるので、軽く見てはならないということ

Answer 49

一寸の虫にも五分の魂

Question 50

解毒するのに他の毒を使うように、悪人をやっつけるのに別の悪人を使うこと

Answer 50

毒を以て毒を制す

Question 51

明朗で円満な家庭には自然と幸運が訪れるということ

Answer 51

笑う門には福来る

Question 52

言わないでいるところに味があるということ

Answer 52

言わぬが花

Question 53

子供を気遣う親の気持ちなど考えず、子供は好き勝手なことをすること

Answer 53

親の心子知らず

Question 54

事前に注意しておけば失敗しないですむということ

Answer 54

転ばぬ先の杖

Question 55

次に何が起こるか予測できない、おびえた心の状態のこと

Answer 55

鬼が出るか蛇が出るか

Question 56

やせがまんすること

Answer 56

武士は食わねど高楊枝

Question 57

必死の覚悟で挑めば、弱者も強者に立ち向かえることのたとえ

Answer 57

窮鼠猫を噛む

Question 58

極めて短い間しか権力や地位を保てないこと

Answer 58

三日天下

Question 59

立ち去る時は、後が見苦しくならないよう心配りすべきだということ

Answer 59

立つ鳥跡を濁さず

Question 60

人を呼びにいった者が、自分も先方に留まってしまうこと

Answer 60

ミイラ取りがミイラになる

Question 61

衆人の千言を一言でしずめるような、優れた者の一声

Answer 61

鶴の一声

Question 62

非常に忙しくて手伝いがほしい様子

Answer 62

猫の手も借りたい

Question 63

意外な所から意外な物が出ること

Answer 63

ひょうたんから駒

Question 64

何度繰り返し聞いても、一度実際に見ることに及ばないこと

Answer 64

百聞んは一見にしかず

Question 65

現実にないものは、どうやってもだせないこと

Answer 65

無い袖は振れぬ

Question 66

本当のことを知れば腹が立ったり心配したりするが、知らなければ平静な気持ちでいられること

Answer 66

知らぬが仏

Question 67

旅は同行する人がいると心強く楽しい、世の中を渡るにはお互いに思いやりをもつのが大切だということ

Answer 67

旅は道連れ世は情

Question 68

下手な人がいくら考えても、時間を浪費するばかりでなんの効果もないということ

Answer 68

下手の考え休むに似たり

Question 69

他人より抜きん出ている人は、とにかく憎まれ邪魔されること

Answer 69

出る杭は打たれる

Question 70

団体や党派などを左右する中心人物となること

Answer 70

牛耳を執る

Question 71

もともと強いものに、もっと強くなるものを与えること

Answer 71

鬼に金棒

Question 72

良いことはためらわず、すぐに実行せよということ

Answer 72

善は急げ

Question 73

どんな者でも衣装によっては立派にみえるということ

Answer 73

馬子にも衣装

Question 74

大切なことのためには、小さな苦痛や多少の犠牲は止むを得ないこと

Answer 74

背に腹は替えられぬ

Question 75

あきっぽいことのたとえ

Answer 75

三日坊主

Question 76

冷酷無情な人でも時には優しい気持ちになるということ

Answer 76

鬼の目にも涙

Question 77

人格者、識見の優れた者は身を守って、危険なことは初めから避けるということ

Answer 77

君子危うきに近寄らず

Question 78

権力者や、目上の人には黙って従っていたほうが身のためだということ

Answer 78

長いものには巻かれろ

Question 79

思い通りいかないもどかしさや、やっても無駄なこと

Answer 79

二階から目薬

Question 80

ミスした事や、何気無くしたことが好結果をみたらすこと

Answer 80

怪我の功名

Question 81

一歩も退くことのできない絶体絶命の気構えで事に当たること

Answer 81

背水の陣

Question 82

どんなに良い忠告助言を与えても、相手に聞く気がなかったり聞き取る能力がなければ何にもならないこと

Answer 82

馬の耳に念仏

Question 83

不用意に発言したことが元になって大きな災難に出会う事があるということ

Answer 83

口は災いの元

Question 84

我が子が本当に可愛いのなら家で甘やかして育てないで、世間に出して苦労させるのがよいということ

Answer 84

可愛い子には旅をさせよ

Question 85

多少の違いはあっても、およそのとろこは似たり寄ったりであること

Answer 85

五十歩百歩

Question 86

手遅れで時機を逸し、役に立たないこと

Answer 86

後の祭り

Question 87

いろいろ手立てを講じて人を誘っても、誰も話に乗ってこないこと

Answer 87

笛吹けども踊らず

Question 88

用心の上に用心すること

Answer 88

石橋を叩いて渡る

Question 89

どんなに温厚な人でも、繰り返し不義理をされれば怒るということ

Answer 89

仏の顔も三度

Question 90

気の合った者同士や似た者同士は自然に集まって仲間になるということ

Answer 90

類は友を呼ぶ

Question 91

不幸・不運に見舞われているとき、さらに悪いことが起きること

Answer 91

泣き面に蜂

Question 92

普段から特別大事にしてやっている者から、思いもよらない害を加えられること

Answer 92

飼い犬に手を噛まれる

Question 93

大きな危険を冒して初めて望みのものは得られること

Answer 93

虎穴にいらずんば虎子を得ず

Question 94

一度に二つのことをしようとすると、そのどちらも成し遂げられないこと

Answer 94

二兎追う者は一兎をも得ず

Question 95

少数の力では大勢の力にはどうしてもかなわないということ

Answer 95

多勢に無勢

Question 96

価値のわからない者に貴重なものを与えても無駄なこと

Answer 96

猫に小判

Question 97

病気は気持ちのもちようで、良くも悪くもなるということ

Answer 97

病は気から

Question 98

とても助かりそうにない命が、かろうじて助かること

Answer 98

急死に一生を得る

Question 99

幸運はいつか必ず訪れるものだから、あせらずじっと待っているべきだということ

Answer 99

果報は寝て待て

Question 100

なにごとも子は親に似るものだということ

Answer 100

蛙の子は蛙