グループB「結果や状況、事実関係などを表す」 Flashcards

1
Q

~に即して・~に即した

N + に即して/た

A
意味「~に合わせて/~に合うように」・「〜通りに / 〜に従って / 〜に基づいて/ 〜を基準に」
-⭕前には「判断や行動の基準になるもの」が来る
ー「Aをしっかり考えて、それに合わせてBする」という意味がある
-名詞を修飾するときは「Aにそくした<名詞>」となる
ー⭕「即する」は「離れないで、ぴったりとつく」という意味
⇒状況・経験などに付く場合は「即して」
⇒法律・規則などに付く場合は「則して」

「一緒に使う言葉」
⇒「事実・現実・現状・内容・状況・流れ・変化・テーマ・方針・計画」にそくして

「例文」

  1. 時代の変化に即して、法律の内容も改めなかればならない。
  2. 現状に即して、作業のマニュアルを作り変えた。
  3. この映画は、事実に即したストーリーになっている。
  4. 現実に即した改善案を提示していただけないと、現場はますます混乱する一方だ。
  5. 介護をうける人の実態に即して可能なことを精一杯やる。
  6. 監督は試合の流れに即して選手の交代を指示した。
  7. いつまでも一つのことをするのでなく、時代に即して進んでいくことが必要だ。
  8. 学校の規則に則して、髪は黒くしなければなりません。
  9. ボーナスは会社の規定に則して、支払われます。
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2
Q

~をもって(~をもちまして)

N + をもって

A

意味「①②で」

①(期限)
ー物事の区切りを表す
ー後件は「物事の終了」を意味する言葉を使う
ー「これで最後だ」、という時に使う
「一緒に使う言葉」
⇒「本日・今日・今月いっぱい・これ」をもって
「例文」
1. これをもって、私の挨拶とさせていただきます。
2. 今回のライブをもって、私たちは解散します。
3. 田中さんは今度の試合をもって、引退するそうです。
4. 10月1日をもって、社長に就任しました。
5. 明日をもって、当システムの保守サービスは終了いたします。
6. 本日の営業は、午後9時をもちまして終了いたします。
②(手段・基準)
ー「Aをもって」は「Aで/Aを使って/Aによって」という意味 ⇒ 手段・方法・基準などを表す
ー前には「形式や方法を表すもの」が来る・AにはBをするための手段が入る
『慣用表現』
✔️「身をもって」=「自分自身で・自分の経験として・自分の体で」という意味
✔️「Xをもってすれば」
 ⇒これはXを高く評価するときに使う
 ⇒Xには「能力、実力、才能」などの言葉が入る
✔️「何をもって」=「どういう基準で、どういう方法で」という意味
「一緒に使う言葉」
⇒「書類・書面・賞品の発送・賛成多数」をもって
「例文」
1. この書類をもって正式な契約とします。
2. 本法案は、賛成多数をもって可決となりました。
3. 審査の結果は、 2週間以内に書面をもってお知らせします。
4. レポートの提出をもって卒業試験の代わりとする。
5. 母を手伝いながら、料理で大切なのは愛情だということを、身をもって学んだ。
6. 彼の言葉は、不思議な説得力をもって私に届いた。
7. 企業は人、社会に何をもって貢献するのか考えなければならない。
8. 何をもって価値とするかは人によって違います。
9. 最新の医療技術をもってしても、まだこの病気は治せないようだ。
10. 最新の技術をもってしても、タイムマシンを作ることは不可能らしい。
11. これをもってしても市場の縮小の流れには逆らえず、業績は大きく悪化した。
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3
Q

~を踏まえて/た

N + を踏まえて

A
意味「〜を前提として /~判断基準にして /〜を考慮に入れて」
ー前には「判断や行動の基準になるもの」が来る
⭕「<名詞>を踏まえた上で」という形もあり、意味は同じ
「一緒に使う言葉」
⇒「結果・状況・規則・~の意見・要望・歴史」を踏まえて

「例文」

  1. 今回の試験の結果を踏まえて、志望大学を決めた
  2. 専門家の意見を踏まえた新しい災害対策が発表された。
  3. 工事計画は、現場の状況を踏まえて、一部が変更された。
  4. 去年の反省を踏まえて、今年は別の教科書を使って日本語を教えようと思います。
  5. 今回の事故を踏まえて、再度安全性の見直しを実施いたします。
  6. 裁判長は事件の背景にあった事実を踏まえて、判決を下した。
  7. デザイナーは社員の意見を踏まえた上で、その会社の制服を一新した。
  8. 父は自らも過去に悩んだことを踏まえ、息子にアドバイスをした。
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4
Q

~に則って(のっとって)

N + に則って

A
意味「基準として~に従って/に基づいて」・「~を手本として」・「Aを規範にして〜」
ー前には「一定の形式やスタイルを持つもの」が来る
ールールや社会的常識、習慣などを基準にして、~すると言いたいときに使う表現
ーAには「規則・習慣・常識・伝統」を表す言葉が入る
ー名詞の接続は「〜に則った<名詞>」となる
「一緒に使う言葉」
⇒「伝統・法律・形式・ルール・方針」に則って

「例文」

  1. 結婚式は、彼の地方の伝統に則って行うことになった。
  2. お金儲けも、ちゃんとルールに則ってやらなければならない。
  3. 両チームとも、スポーツマン精神に則って、最後まで全力で戦った。
  4. 弁護士は発生した問題を法律に則って解決していく。
  5. 大人は子どもの時に身につけた習慣に則って行動します。
  6. 白いドレスに憧れているので、将来はキリスト教に則った式を挙げたい。
  7. 日本ではお盆に墓参りをする風習に則って、帰省する人が多い。
  8. ハラル認証とはイスラム教の決まりに則って調理、製造された商品であると証明する制度のことだ。
  9. 当社のシステムは全てガイドラインに則り、作られているので、とてもメンテナンスがしやすい作りになっています。
  10. 外国で暮らすのであれば、その国の法律やルールに則って暮らさなければならない。
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5
Q

~(が)ゆえ(に)

N + の/(である)+(が)ゆえに
V(普通形)+(が)ゆえに
A(普通形)+(が)ゆえに
Na + な/(である)+(が)ゆえに

A

意味「~のために・~だから」(理由・事情)
ー「A(原因)がゆえにB(結果)」の関係になる
⭕形容詞は名詞化して<ーさゆえに>という形になることも多い
⭕名詞に接続する場合「ーゆえの<名詞>」となる

「例文」

  1. 専門家は水が存在した証拠があるゆえ、火星には生物がいた可能性が高いと述べた。
  2. 失敗を恐れるゆえに、挑戦しない若者が増えてきている。
  3. 人間は異なる考えを持つがゆえ、ちゃんとコミュニケーションをとることが重要なのである。
  4. 彼は正義感が強いがゆえに、危険を承知で火の中に飛び込み、命を落としてしまった。
  5. 彼女がストレスをためやすいのは真面目 である/な ゆえです。
  6. 彼は特別番組で天才であるがゆえの悩みを打ち明けてくれた。
  7. 発展途上国では貧しさのゆえに、子供でも働かなければならないところもある。
  8. 私が事業の問題点を指摘してしまったゆえに、対策を考えなければならなくなった。
  9. 新しい職場では慣れぬゆえ、失敗することが多いです。
  10. 我思う、ゆえに我あり。
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6
Q

~とあって

(普通形)+とあって
*名詞は「N とあって」の形が多い

A
意味「~(という状況)なので」
ー前には「特別な事情を表す内容」が来る
ー「通常とは違いAという状況(事情)なので、当然Bだ。」という意味
ー⭕Aには普通ではない特別な言葉を表す言葉が入る
ーBにはAの状況から考えられる当然の結果を言う
ー⭕自分のことを言う時にはあまり使わない
ー⭕「〜とあって」はすでに起こったこと、または今起こっていることに使う文型ですので、後ろには「〜でしょう・〜だろう」「〜かもしれない」を使うことができない
ー「一緒に使う言葉」
⇒「初めて・また」~とあって「さすがに」

「例文」

  1. 来月結婚式とあって、彼女はすごく忙しそうだ。
  2. 初めての発表会とあって、さすがに彼も緊張していた。
  3. 有名なバンドも来るとあって、イベント会場は超満員だった。
  4. 田中君、また遅刻したとあって、店長にきつく叱られていた。
  5. タピオカが流行しているとあって、どの店も長い列ができている。
  6. もうすぐ夏休みが始まるとあって、電車内には様々なイベントのポスターが貼られています。
  7. 祖母は肌がきれいとあって、20歳若く見られることもあります。
  8. クリスマス前とあって、社内でこっそり付き合い始める人が一気に増えた。
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7
Q

~ならでは(の)

N + ならでは(の)

A

意味「〜に特有の / 〜が持っている特別な / 〜だからこその」・「〜以外にはできない〜/〜でなければ〜できない 」
ー「~だから可能といえる(見事な)」という意味
ー「さすが~だ」と感嘆する気持ちを含む・話者がAを高く評価しているときによく使う ⇒プラスの意味
ーその特徴が他ではあまり見られない、そのことは他の人ではできないといった意味を表す
⭕「Aならではの<名詞>だ。/・・・は、Aならではだ。」という形でよく使う
⭕「〜ならでは」には「〜ならでは〜ない」という形もある
⇒「納豆は日本ならでは味わうことができない食べ物だ。」
 「=納豆は日本ならではの食べ物だ。」

「例文」

  1. 一つ一つの形が微妙に違うのも、手作りならではの面白さだ。
  2. 初めてオペラを見に行ったとき、プロならではの迫力のある歌声に感動した。
  3. 日本ならではの雰囲気を味わたいなら、京都に行くといいでしょう。
  4. キムさんの作文は彼ならではの面白さがある。
  5. 町中の広告や看板でアニメキャラクターが使用されている光景は、日本ならではだ。
  6. 周りを気にせず庭でBBQが楽しめるのは、田舎ならではです。
  7. 一人一人きめ細かく指導できるのは、少人数クラスならではの良さだ。
  8. 子どもならではの純粋な質問に、改めて気付かさせられることも多い。
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8
Q

~ではあるまいし

N + ではあるまいし
*(普通体)+わけ/の/ん + ではあるまいし

A
意味「(~ならそうかもしれないが)〜ではないのだから、当然」
ー後には「判断や主張、相手への助言」などが来る
✔️〜ではあるまいし + 〜なさい
✔️〜ではあるまいし + 〜するな
✔️〜ではあるまいし + 〜てちょうだい
✔️〜ではあるまいし + 〜では困る
ー⭕「〜ではあるまいに」は「〜ではないのに」という意味で使われる
⇒「自分で買いなさい、子供じゃあるまいに…」
 =「自分で買いなさい、子供じゃないのに…」

「例文」

  1. 原さんだってわざとやったんじゃあるまいし、そのくらい許してあげたら?
  2. 失敗したからって死ぬわけじゃあるまいし、そんなに怖がる必要がないよ。
  3. 神様じゃあるまいし、未来のことなんて誰にもわからないよ。
  4. たった6ヶ月だろ。一生会えないわけじゃあるまいし、そんな悲しそうな顔するなよ。
  5. 漫画じゃあるまいし、そんなことできるわけないだろう。
  6. ドラマじゃあるまいし、そんな都合のいいように行くと思ってるの。
  7. 結婚は早いもの勝ちというんじゃあるまいし、自分に合う相手をちゃんと選んだ方がいいよ。
  8. 江戸時代ではあるまいし、上司に反対意見を言うのは当然だ。
  9. 飛行機は初めてではあるまいし、そんなに緊張しなくてもいいんじゃない?
  10. 北極へ行くのではあるまいし、着すぎじゃないですか。
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9
Q

~(か)と思いきや

V/A 普通形(の)+ (か)と思いきや
Na/N 普通形(の)+ (か)と思いきや

A

意味「~と思っていたら、実際は違って」・「〜だろうと思ったら、意外にも~だった/意外にも~した」
ー前には「期待や予想の内容」、後には「それに反する実際の様子」が来る
ー後件は話者の想像とは違う、意外な展開が来る
ーAには話者の印象や瞬間的に思ったこと、BにはAとは違う結果が入る
ー⭕話し手の意外な気持ちが含まれる・予想に反した事実に対する話者の驚き・意外感などを表す
ー⭕すでに結果が現れていることに使われるので、後ろには必ず「た形」がくる

「例文」

  1. 笑って言うから冗談かと思いきや、本気だった。
  2. 写真を見て怖い人かと思いきや、会って話してみると、優しい感じの人だった。
  3. 逆転ゴールが決まったかと思いきや、審判のホイッスルがなり、オフサイドと判定された。
  4. やっと、たまっていた仕事が片付いたかと思いきや、部長に新たな仕事を頼まれた。
  5. 二人は付き合っていると思いきや、ただの友達だと言われた。
  6. 差別発言ばかりする彼に支持は集まらないと思いきや、メディアの予想を裏切り当選した。
  7. タピオカなど一時的な流行だろうと思いきや、若者を中心に定着しつつある。
  8. 素敵なデザインだったので高級ブランドのかと思いきや、ユニクロで買ったそうだ。
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10
Q

~かというと

① Na/N + かというと
② 疑問詞 + かというと

A
①(反論)「実際はそうではない」・「本当に~か、と問われれば」
ー前には「世の中や周りでそう思われていること」などが、後には「(それと異なる)実際の様子」が来る
ー相手に「そう聞かれればそうではないのだが」と述べる
✔️~かというと + そんな~ない
✔️~かというと + そうとは限らない・そういうわけでもない
✔️~かというと + 必ずしも~ない
「例文」
1. 東京はビルばかりで緑がないかというと、そんなこともない。
2. このやり方がすべて正しかったかというと、正直、自信はありません。
3. ここに書かれていることがすべて正しいかというと、それは違うと思う。
4. それを十分に活かせたかというと出来ていない。
5. ステージに見合うアーティストに果たしてなれているかというと今の自分たちではまだまだ鍛えていかなければいけないなと思うところもあります。

②(説明)「~か、本当のところを問われれば」

  1. なぜ彼女が来たことがわかったかというと、ポストに手紙があったからです。
  2. どちらかというと、私よりも原さんのほうが歌は上手だと思います。
  3. どのぐらいバタバタしているのかというと人手が足りなさすぎて管轄外の上司までもが走るレベルで毎日フル稼働です。
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11
Q

~そびれる

Vます形 + そびれる

A
意味「~する機会を失う」・「~しようと思っていたけど、機会がなくてできない」
ーすべきことやしようと思っていたことが何らかの理由でできなかったことを表す
ー前に付く語は少数の動詞に限られる
「一緒に使う言葉」
⇒「言う・聞く・買う・出す・寝る・もらう・挨拶する・~をする」そびれる

「例文」

  1. 彼らにも一言お礼を言うつもりだったけど、言いそびれてしまった。
  2. あっ、明日のパン、買いそびれた!しょうがない…あとで買いに行くか。
  3. あっ!先生に夏の短期研修のこと、聞くつもりだったのに、聞きそびれてしまった。
  4. バスが混んでて降りそびれてしまった。
  5. なんだかよく分からないうちにプレゼントを渡しそびれてしまった。
  6. せっかく京都にいったのに、忙しかったので美味しい料理を食べそびれてしまった。
  7. 年賀状を出しそびれて、もう1月になってしまった。
  8. 彼は慌てて部屋を出ていってしまったから、外は雨が降っていることを伝えそびれてしまった。
  9. 今朝、娘の誕生日ケーキの注文をしそびれてしまったので、いま急いで自分で作っている。
  10. 授業の後、友達に話しかけられて、少し話をしていた。すると先生が帰ってしまい、宿題を出しそびれてしまった。
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12
Q

~が早いか

V(辞書形)+が早いか

A
意味「〜すると同時に・〜するとすぐに・~した直後に」
ー前には「誰かの実際の動作」が来る
ー⭕後ろには意志(〜つもり / 〜よう)・命令・否定の表現は来ない・2つの動作がほとんど同時に起こったことを表す文型だから、後ろには「意志動詞」が来る
ー⭕よって、自然現象や状態の発生などに使うと不自然になる・自然現象に対して使うと不自然
❌「外に出るが早いか、雨が降りだした。」
(「雨が降る」は自然現象)
❌「母の声を聞くが早いか、涙が出てきた。」
(「涙が出る」のは状態の発生)
ー⭕過去のことについてしか使えない
ー「早くて意外だ」という気持ちがある
ー瞬間的なことを表す動詞が使われる

「例文」

  1. 店員は、「もう閉店です」と言うが早いか、カーテンを閉めた。
  2. 弟は、起きるが早いか、着替えてすぐに出て行った。
  3. 彼は電車のドアが開くが早いか、ホームに降りて走って行った。
  4. 授業の終わりのチャイムが鳴るが早いか、生徒たちは運動場へボールを持って走っていった。
  5. 警察に気がつくが早いか、その男はどこかへ向かって走り出した。
  6. 黄さんは大学を卒業するが早いか、日本に留学した。
  7. 本田選手はパスをもらうが早いか、次の瞬間にはシュートをうっていた。
  8. ある一人の有名人が紹介したが早いか、その日のうちにどこの店舗からも売り切れた。
  9. 学生達は、「さようなら」と挨拶をするが早いか、教室を飛び出した。
  10. 田中社長は佐藤さんのアイディアを聞いたが早いか、早速チームメンバーを集めた。
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13
Q

~(する)なり

V(辞書形)+なり

A
意味「~するとほぼ同時に・~するとすぐに」
ー⭕「Aなり、B」の A、B は同じ主語になる・前後の主語は同じ
ー第3者が、何かしたすぐ後に予想外のことをした時に使う・三人称に使うもので、一人称(私)/二人称(あなた)に使うことができない
⭕️娘は家に帰るなりゲームをした(「娘」は三人称)
❌私は家に帰るなりゲームをした(「私」は一人称)
❌あなたは家に帰るなりゲームをした(「あなた」は二人称)
ー前件の状況・状態のまま後件に移る、次の行為に移る
ー後件は意思的な動作が来る
ー後件はマイナスが多い
ー⭕命令・推量(〜しろ、〜でしょう、〜かもしれない、等)を表す表現は後に続かない
「一緒に使う言葉」
⇒ ~なり「~出す」
「例文」
1. この髪型、そんなに変かなあ。みんな、私の顔を見るなり、笑い出す。
2. 何か悲しいことがあったみたいで、妹は帰ってくるなり、自分の部屋に入って泣き出した。
3. 彼とは久しぶりだったのに、会うなりお金を貸してほしいと言われ、驚いた。
4. 彼女は下を向くなり泣き出した。
5. 山田くんは授業が始まるなり寝てしまった。
6. 弟は帰宅するなりテレビをつけた。好きな番組が始まる時間だったそうだ。
7. 子どもはカレーを一口食べるなり、吐き出した。ちょっと辛かったようだ。
8. 部長は客からの電話を切るなり、大きなため息をついた。
9 乗客は電車のドアが開くなり、降りる人を待たず中に入ろうとした。
10. 佐藤さんは目の前の人が偉い人だとわかるなり、態度を変えた。
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14
Q

~(や)否や・~や

V(辞書形) +(や)否や・~や

A
意味「〜するとすぐに」
ー⭕後には「それを待っていたように勢いよく物事が起こる様子」が述べられる
ーAとBは違う主語でも可能
ーAとBの間がとても短くて、早いという意味
ー⭕後件に意志・命令・否定(〜たい、〜つもりだ、〜しよう、等)を表す表現は使えない
ー後件には事実を表す文が入る
ー後件には意外性のある動作がくることが多い
ーこの文型はすでに発生したことに使用しますので、「〜や否や〜た」という形で使われることがほとんど

「一緒に使う言葉」
⇒ ~や否や「急に・突然・一斉に・~出した・~始めた」

「例文」

  1. 朝から晴れていたのに、ホテルに到着するや否や、急に雨が降り始めた。
  2. 課長は、出社するや否や、社員を全員集めた。
  3. 彼女がステージに姿を現すや否や、大歓声が上がった。
  4. 休憩時間になるや否や、子供たちは一斉に校庭に飛び出していく。
  5. 玄関のドアを開けるや否や、子ども達が駆け寄ってきた。
  6. 一週間の出張から帰ってきた夫は、横になるや、いびきをかき始めた。
  7. 洗濯物を干して出かけたのに、家を出るや、雨が降り出した。
  8. 彼はそのニュースを聞くや否や、泣き出した。
  9. 雷の光が見えるや否や、大きな音とともに近くに落ちた。
  10. 後輩は仕事がまだ残っているにも関わらず、定時になるや否や、すぐに帰ってしまった。
  11. えびを食べるや否や、体がかゆくなった。
  12. 薬を飲むや否や、腹痛が治った。
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15
Q

~そばから

V(辞書形・た形・ている)+そばから

A
意味「〜するとすぐに・〜しても、すぐに」
ー「AそばからB」の B は、A の効果をマイナスにするもの
ー B の部分はよくないことに使うことが多いが、例外もある・よくない意味で使われることが多い
ー「Aをしても何度もBだ」という意味・何度も同じことが繰り返されているという状況だ
❌ 「このスマホは買ったそばから、壊れてしまった」
⭕「天ぷらを揚げるそばから食べる」
 ⇒「天ぷらを揚げるとすぐに(娘に)食べられてしまうということが連続して発生している」
⭕「新しい単語を覚えるそばから忘れる」
 ⇒「新しい単語を覚えてもすぐ忘れるということを何度も繰り返している」
ー不満や非難の気持ちが含まれる・話し手の不満や呆れた気持ちが含まれる
「一緒に使う言葉」
⇒ ~そばから「また」

【「〜そばから」の特徴まとめ】
✔️反復して発生することに使う
✔️マイナスのことに使う
✔️話者の「不満」を表す

「例文」

  1. 私が片付けるそばから子供がまた散らかすので、家がなかなか綺麗にならない。
  2. 仲良くするよう子供たちに注意しているそばから、また、ほかの子供達が喧嘩を始めた。
  3. 年をとってからも勉強をしたいけど、覚えたそばから忘れてしまうので困る。
  4. あの人はメモを取らないから、教えたことを聞くそばから忘れてしまう。
  5. 先月できたパン屋は評判がよく、人気のパンは焼けるそばから売れていくそうだ。
  6. リーさんは中間テストが終わったそばから期末テストの対策を始めた。
  7. 子供は洗濯したそばから、服を汚すので大変だ。
  8. 彼女は「今日からダイエットする」と言ったそばから、カフェでケーキを食べていた。
  9. ここの食パンは作ったそばからすぐに売れるぐらい人気が高く、私が行くといつも売り切れだ。
  10. ジョンさん、ここは間違えやすいから気をつけてって言ったのに・・・。言ったそばから間違えてるよ。
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16
Q

~にとどまらず

V / A(普通形)+ にとどまらず
N(である)+ にとどまらず
Na である + にとどまらず

A
意味「〜だけでなく、さらに」
ー後には「対象や範囲が広がる様子」が述べられる
ー⭕範囲がさらに広くまで及ぶことを表す
 ・「B」には「A」よりも広い範囲のことや、程度がもっとすごいものが入る
(例)「このカフェは、週末にとどまらず平日もすごく混んでるらしいよ」
 ・【週末】より【平日】が混んでいる方が程度がすごい
ー「留まる」という語はそこで止まるという意味。つまり、「留まらず」は止まらずに進むという意味
 ✔️遊牧民は一か所に留まらずに、移動を繰り返す
 ✔️肌への作用は表面にとどまらず肌の奥深くまで浸透します
「一緒に使う言葉」
⇒「単に・~だけ」にとどまらず
⇒ ~にとどまらず「さまざまな・~に及ぶ・~にわたる」

「例文」

  1. 台風の影響は飛行機や新幹線にとどまらず、あらゆる交通機関に及んだ。
  2. 彼の業績は、ビジネスの分野にとどまらず、教育や国際交流など、多方面にわたった。
  3. 先輩は私の論文を読んで、単に感想を言うにとどまらず、文章の書き方など、いろいろアドバイスしてくれた。
  4. 彼女のギターは趣味にとどまらず、プロも驚くほどの腕前です。
  5. 癌は胃だけにとどまらず、肺や肝臓にも転移している。
  6. 就職部では、単に仕事を紹介するにとどまらず、面接の練習や履歴書のチェックなども行っております。
  7. その本の内容は、健康的な食事の仕方にとどまらず、それぞれの食べ物の栄養についても書かれている。
  8. 今人気のドラマは、通常のドラマ好きにとどまらず、新しいファンも獲得している。
17
Q

~に至って(は)

V(辞書形)+ に至って
N + に至って

A

意味「~という状況や段階になって」
ー前には「新たな状況や段階を表す内容、具体的な時期」が来る
「一緒に使う言葉」
⇒ ~に至って「初めて・ようやく・やっと」

【「は」がつく場合】
ー⭕「Aに至っては、B」は「Aという極端な状況(こと、人、段階)場合は、さらに/もう Bだ。」という意味
ー⭕前件 A には程度が極端な例が入る
ー⭕後件 B ではあきれた、ひどい、ダメだという否定的な評価が来る

「例文」

  1. 事故が繰り返し起きるに至って初めて、電気システムの欠陥が発見された。
  2. 子を持つに至って初めて、親の苦労が分かった気がする。
  3. 7月の末に至ってやっと、夏らしい天気になってきた。
  4. ここに至ってようやく、国による災害復旧活動が始められた。
  5. 去年の夏は信じられないほど暑く、群馬県に至っては38度まで気温が上昇した。
  6. 最近はすぐ仕事を変える人が多い。友人に至っては今の会社ですでに7回目だ。
  7. 私の家族は運動が嫌いで、妹に至っては近所のコンビニでも車で行こうとする。
  8. 父の日のプレゼントを忘れても父親は何も言わないけど、母親に至っては「母の日なのに何もないの?」なんてずっと愚痴を言ってくる。
  9. やる気がない学生が増えている。B君に至っては筆記用具さえ持ってきていない。
  10. 今年は不景気で、どの会社も募集が少ない。B社に至っては採用すらしないそうだ。
18
Q

~に至るまで

N + に至るまで

A
『範囲』
意味「~まで広く」・「〜から〜まで」・「〜までも / 〜に達するまでも」
ー⭕前には「(範囲の広さを表す)AからB」の形が来る・「範囲が大きい」という意味で、ほとんどの場合は「〜から〜に至るまで」の形で使われる
ー「〜から〜までの全ての範囲で〜」と言いたい時に使用する
ー⭕上限を強調して言う表現
ー「Aに至るまで、〜」で、「Aという意外なことにまで、範囲が及ぶ」という意味になる・Aでは意外なことを表す事柄を述べ、範囲が広く及んでいることを意味する
「一緒に使う言葉」
⇒ ~に至るまで「さまざまな・いろいろ」

「例文」

  1. これらの漫画のキャラクターは、子供から大人に至るまで、多くの人に親しまれている。
  2. 面接では、環境問題から世界の経済情勢に至るまで、さまざまな質問をされた。
  3. うちの親は、学校のことからアルバイトや友達のことに至るまで、いろいろ細かく聞いてくるので、ちょっとうっとうしい。
  4. あの秘書は通常のスケジュール管理から、プライベートの対応に至るまでなんでもこなす。
  5. 一流ホテルのフロント係はタクシーの手配から子どもの誕生日祝いに至るまで、親切に世話してくれた。
  6. このレストランの料理は前菜からデザートに至るまで、すべて植物性の素材から作られている。
  7. このビュッフェレストランは日本食から、韓国料理、イタリアン、スペイン料理に至るまで、何でもある。
  8. この大型書店では小説、ビジネス書など一般的な書籍はもちろん、洋書や文具、雑貨に至るまで扱っている。
19
Q

~に及んで

V(辞書形)+ に及んで
*慣用表現『この期に及んで(も)』

A
意味「~という状況・段階になって」・「~になって」
ー前には「V(辞書形)」や慣用句表現の「この期に及んで(も)」が来る
「一緒に使う言葉」
⇒ ~に及んで「まだ・なお」
『慣用表現』「この期に及んで(も)」
・読み方「このごにおよんで(も)」
・意味「どうしようもないときになって。今更。今となっては」

「例文」

  1. 汚染の影響が農産物に拡大するに及んで、政府は特別調査団の派遣を決定した。
  2. その後、長く続いた独裁体制が崩壊するに及んで、この国にも自由な空気が感じられるようになった。
  3. 証拠はそろっているのに、この期に及んでまだ罪を認めないなんて、呆れてしまう。
  4. この期に及んで話し合いで平和的解決を求めても無駄であることを知っているが、武力行使はしたくない。
  5. この期に及んで仕事を投げ出すのは、なんということだ。
  6. この期に及んで、何を言っているのだろうと自分でもおかしくなったのだが、その苦笑が、相手をさらに激高させたのだった。
  7. 試験の前日だというのに、この期に及んでも、まだやるべきことなど残っているのだろうか。
  8. この期に及んでも、彼は、逃げ道を作ることを忘れていなかった。
20
Q

~を皮切りに(して)/として

V(辞書形・た形)+ を皮切りに
N + を皮切りに

A
意味「〜を(その)始まりとして、次々に~する」・「〜を出発点として、次々に〜・〜から始まって、次々に〜」
ー前には「物事が行われる場所」などが来る
ー⭕「Aを皮切りに(して)/ を皮切りとして、B」で、「Aから始まって(Aが出発点になって)、次々に Bが展開していく。」という意味・あることがきっかけで、物事が次から次へと展開していく様子を表す
ー⭕特徴:【同じようなことが次々に起こる】というように、同類の発生を表すところ
ー⭕後件は同じ種類の行動や出来事が次々起こり、発展していくという意味の文が来る
ーよくないことにはあまり使わない
「一緒に使う言葉」
⇒ ~を皮切りに「開催する・行われる・発売される」

「例文」
1. 「大阪を皮切りに、全国でライブを行った。」
 ①最初のライブ地 → 大阪
 ②同類行為 →「大阪」と同じように東京でも名古屋でも北海道でも仙台でも博多でもライブを行った

  1. ソディーの新しい携帯電話は、ヨーロッパを皮切りに世界中で発売された。
  2. 大野さんは、1号店の成功を皮切りに、店舗数をどんどん増やしていった。
  3. このゲームソフトは日本で記録的なヒットをしたことを皮切りに、英語版や フランス語版など各国の言語に翻訳され発売されることになった。
  4. 彼の証言を皮切りに、この会社で起こっている問題が次々と世間に明るみになった。
  5. 映画が大ヒットしたことを皮切りにとして、その若手俳優はドラマや芸能番組など色々な場面で起用されるようになった。
  6. 「みんなのラーメン」はロンドン店を皮切りにして、海外進出を本格化していく方針です。
  7. 彼の小説は英語版を皮切りに、各国語版に翻訳されることが決定した。
  8. A大学の不正問題を皮切りにして、日本の大学における女性差別問題が明るみになった。
  9. 会社が不況で倒産しそうなため、田中課長を皮切りに、社員が次々と辞めていった。
21
Q

~にして

N + にして

A
意味
①「~(という段階)で」・「〜でも / 〜だから」
②「A であって、B でもある」
③「~であっても、~でも」
④「~に」「~で」
ー⭕程度に関して驚きやすごいという気持ちを表す
ー「AにしてB」は「Aという特別な段階・条件(時間、立場、年齢、回数)で」という意味
ー⭕後件にはその段階 A に合っていること、あるいは合っていないことを意味する文が続く
ー⭕「~に」「~で」などの助詞の意味を強調する表現
ー慣用句的なものが多い
例.「この親にしてこの子あり」
=「立派な親がいるから、子も同じように立派なのだ。また、よくも悪くも子は親の性質を受けつぐものだ。」という意味

「一緒に使う言葉」
①「~歳・この年・~年生・~ヵ月・~日目」にして
 ~にして「初めて・やっと・ようやく」
②「一瞬・一夜・辛い・不幸・生まれながら」にして

「例文」

  1. なかなか子供ができずに諦めていたが、40歳にして初めて親になることができた。①
  2. 彼は水泳教室に通い始めて、なんと10日目にして100メートル泳げるようになった。①
  3. レオナルド・ダ・ヴィンチは、芸術家にして科学者でもあった。②
  4. マラソンで42.195キロを走ることは、プロのスポーツ選手にして大変なことだ。③
  5. その計画は、一瞬にして夢と消えた。④
  6. 幸いにして、そのことを知らなかったです。④
  7. 子どもの時から読み続けていた漫画が、20年目にしてついに最終話を迎えた。
  8. 大物カップルの娘がテレビに出ていたけど、背が高くて綺麗だったよ。この親にしてこの子ありといった感じだったよ。
  9. 誰もが知る大企業にして倒産する時代だから、正社員だからといって安心できない。
  10. 津波によって、一瞬にして家や家族など大切なものを失うことになった。
22
Q

~にあって(は/も)

N + にあって

A
意味「〜(という特別な事態や場所)において / で /に」・「~に(は/も)」・「~で(は/も)」
ー前には「ある状況を表す言葉」が来る
 ✔️「Aにあって、B」で、「Aのような特別な状況だから、B。」という意味
 ✔️「Aに あって/あっても、B」は、「Aのような特別な状況でも、Bだ。」という意味
ー⭕「Aという時期や場所に身を置いている」ということを強調する表現
ーかなり硬い表現。通常は「〜で」や「〜において」を使うことが多い
「一緒に使う言葉」
⇒「どんな~・こんな~・状況・時代」にあって

「例文」

  1. 反政府デモが広がる A 国は、現在、非常事態にあって、入国を制限している。
  2. グローバル社会の今日にあって、外国人と接触する機会は、ますます増えている。
  3. どんなに困難な状況にあっても、解決策は必ずあるものだ。
  4. 少子化にあって、半数以上の学生は留学生だという学校も少なくない。
  5. 経営状況の悪化にあって、社員の希望退職を募集することになった。
  6. 交通機関が止まるほどの大雪にあって(も)、会社員たちはいつも通り出勤している。
  7. 山根部長は、普段めちゃくちゃ怖いけど、家庭にあって私たちが想像できないほど優しいパパだそうだよ。
  8. 若い人材不足という状況にあって、外国人を積極的に雇う企業が増えた。
23
Q

~をよそに

N + をよそに
(文)の + をよそに

A
意味「~を自分に関係ないものとして」・「~を気にしないで・〜を無視して」・「〜を心配しないで / 〜を恐れないで」
ー⭕「Aをよそに、〜」は、「(人/団体/会社)はAを無視して/気にしないで、関係なく、(Aにとってマイナスな)行動をする。」という意味
ー⭕周りの状況に関係なく物事が進む様子を表す
ー前には「周りの状況を表す言葉」が来る
ー「よそ」は「他のところ」という意味
ーあきれた、困ったという気持ちを表す
ー⭕相手を非難するときに使うことが多い
 ⇒話者自身のことには使わない
ー✔️マイナスの意味の文が多いですが、それに当てはまらない文もある
 ⇒その場合は「感嘆した」という意味の文になる
「一緒に使う言葉」
⇒「心配・不安・期待・反対・批判・忠告」をよそに

「例文」

  1. 不況をよそに、会社の売り上げは前年を大幅に上回った。
  2. 先生に怒られてみんなが緊張しているのをよそに、彼だけぼんやりと外を眺めていた。
  3. 親の心配をよそに、彼女は留学先へと旅立った。
  4. 教師が注意するのをよそに、学生達は遅刻を繰り返している。
  5. 周りが就職氷河期で苦しんでいるのをよそに、A君は第一志望の会社からの内定を早々と勝ち取った。
  6. 彼が大事な相談をしているのをよそに、彼女はスマホの画面ばかり眺めている。
  7. 子育てて苦しんでいる私をよそに、旦那はテレビばかり見ていて手伝おうとしない。
  8. ✔️あのデパートは不景気をよそに売り上げを上げている。(感嘆)