DaiGo Flashcards
(2 cards)
1
Q
20250426自己決定理論・SDTフロー理論
A
人生はイージー&満足度アップ
↓
自己決定理論（Self-determination theory（SDT））とは、1985年にアメリカの心理学者であるエドワード・デシ（Edward L. Deci）とリチャード・ライアン（Richard M. Ryan）が提唱した動機づけ（＝モチベーション）理論です。人（親、教師、上司、コーチ、セラピストなど）に指摘されて行動する（非自己決定）ところから、自発的に行動する（自己決定）に至るまでの道筋が、研究によって明らかにされています。
2
Q
20250501現状維持バイアス
A
現状維持バイアスを打破し、変化への一歩を踏み出すためには、意識的なアプローチが重要になります。いくつか具体的な方法をご紹介しましょう。
1. 小さな成功体験を積み重ねる:
- ハードルを下げる: 最初から大きな変化を目指すのではなく、ごく小さな目標を設定し、それを達成する喜びを積み重ねましょう。「今日は5分だけ新しいことを調べてみる」「明日は1つだけ新しい習慣を試す」といった小さな成功体験は、自信を高め、変化への抵抗感を和らげます。
- 「できた」を意識する: 達成した小さなことを意識的に認識し、自分を褒めてあげましょう。成功体験を積み重ねることで、「自分にもできる」という感覚が育ち、次の行動へのモチベーションにつながります。
2. 変化のメリットを具体的にイメージする:
- 未来の自分を想像する: 変化によって得られるであろう未来のメリットを具体的に想像してみましょう。目標を達成した時の感情、得られる成果、周囲からの評価などを鮮明に思い描くことで、変化への意欲が高まります。
- メリットを書き出す: 変化によって得られる具体的なメリットをリストアップしてみましょう。視覚化することで、変化の価値を再認識し、現状維持のデメリットと比較することができます。
3. デメリットを認識し、危機感を持つ:
- 現状維持のリスクを考える: 現状維持を続けることで起こりうるデメリットやリスクを具体的に考えてみましょう。「このままでは将来的にどうなるか」「他の人はどう変化しているか」といった視点を持つことで、現状維持バイアスから抜け出すための危機感が生まれます。
- 損失回避の心理を利用する: 人は利益を得るよりも損失を避ける傾向があります。現状維持によって失う可能性のある機会や成長を意識することで、変化への動機付けを高めることができます。
4. 環境を変える:
- 新しい情報に触れる: 普段見ないジャンルの本を読んだり、新しいセミナーに参加したり、異なる意見を持つ人と交流したりすることで、新しい視点や刺激を得ることができます。
- 変化を促すコミュニティに身を置く: 積極的に新しいことに挑戦している人たちが集まるコミュニティに参加することで、良い影響を受け、自分も変化しようという気持ちが高まります。
- 物理的な環境を変える: 仕事場や住環境を少し変えるだけでも、気分転換になり、新しいことに挑戦する意欲が湧いてくることがあります。
5. 試行錯誤を恐れない:
- 完璧主義を手放す: 最初から完璧を目指すのではなく、「まずはやってみる」という意識を持つことが大切です。失敗は学びの機会と捉え、恐れずに新しいことに挑戦しましょう。
- 小さな実験から始める: いきなり大きな変化を起こすのではなく、小さな実験的な行動から始めてみましょう。うまくいけば自信につながり、うまくいかなければ改善点を見つけることができます。
6. 外部の力を借りる:
- メンターやコーチを見つける: 目標達成や変化をサポートしてくれるメンターやコーチの力を借りるのも有効です。客観的な視点からのアドバイスや励ましは、現状維持バイアスを打破する助けになります。
- 他者の成功体験に触れる: 周囲の人が変化を乗り越え、成功を収めた経験談を聞くことで、自分にもできるかもしれないという希望を持つことができます。
現状維持バイアスは根強いものですが、これらの方法を意識的に実践することで、少しずつ変化への抵抗感を減らし、新しい一歩を踏み出すことができるはずです。焦らず、自分に合ったペースで取り組んでみてください。応援しています。
