令和4年 Flashcards
問1 次の記述は、毒物、劇物及び特定毒物の定義に関するものであるが、正誤の組合せとして、正しいものはどれか。
ア「毒物」とは、医薬品である毒薬を含むものをいう。
イ「劇物」とは、医薬部外品を含むものをいう。
ウ「特定毒物」には、医薬品又は医薬部外品のいずれも含まれない。
1 正・正・誤
2 誤・正・誤
3 誤・誤・正
4 誤・誤・誤
3 誤・誤・正
問2 次の記述は、法第3条の3及び政令第32条の2の条文であるが、__________にあてはまる語句として、正しいものはどれか。
<法第3条の3>
__________であって政令で定めるものは、みだりに摂取し、若しくは吸入し、又はこれらの目的で所持してはならない。
<政令第32条の2>法第3条の3に規定する政令で定める物は、トルエン並びに酢酸エチル、トルエン又はメタノールを含有するシンナー、接着剤、塗料及び閉そく用又はシーリング用の充てん料とする。
1 興奮、幻覚又は麻酔の作用を有する毒物又は劇物(これらを含有する物を含む。)
2 引火性、発火性又は爆発性のある毒物又は劇物
3 業務上必要ではあるが、催眠作用を有する毒物又は劇物
4 ガス体又は揮発性の粘膜刺激作用を有する毒物又は劇物
1 興奮、幻覚又は麻酔の作用を有する毒物又は劇物(これらを含有する物を含む。)
問3 次のうち、特定毒物に該当しないものはどれか。
1 四アルキル鉛
2 シアン化ナトリウム
3 ジエチルパラニトロフェニルチオホスフェイト
4 モノフルオール酢酸アミド
2 シアン化ナトリウム
問4 次のうち、毒物又は劇物の営業の登録に関する記述として、正しいものはどれか。
1 毒物又は劇物の製造業の登録を受けようとする者は、その製造所の所在地の都道府県知事を経由して厚生労働大臣に申請書を出さなければならない。
2 毒物又は劇物の輸入業の登録は、5年ごとに更新を受けなければ、その効力を失う。
3 毒物又は劇物を直接に取り扱わない店舗にあっては、毒物又は劇物の販売業の登録を受けることなく、毒物又は劇物を販売することができる。
4 毒物劇物営業者は、登録票の再交付を受けた後、失った登録票を発見したときは、これを直ちに破棄しなければならない。
2 毒物又は劇物の輸入業の登録は、5年ごとに更新を受けなければ、その効力を失う。
問5 次の記述は、毒物又は劇物の販売業の登録の種類と販売品目の制限に関するものであるが、正誤の組合せとして、正しいものはどれか。
ア 毒物劇物一般販売業の登録を受けた者は、すべての毒物又は劇物を販売することができる。
イ 毒物劇物農業用品目販売業の登録を受けた者は、農業上必要な毒物又は劇物であって省令で定めるもののみ販売することができる。
ウ 毒物劇物特定品目販売業の登録を受けた者は、法第2条第3項で規定される特定毒物のみ販売することができる。
1 正 正 正
2 正 正 誤
3 正 誤 正
4 誤 正 正
2 正 正 誤
問6 次のうち、法第4条第1項に基づき毒物劇物営業者の登録を行う場合の登録簿の記載事項として、法第6条又は省令第4条の5のいずれにおいても定められていないものはどれか。
1 登録番号及び登録年月日
2 製造業又は輸入業の登録にあっては、製造し、又は輸入しようとする毒物又は劇物の品目
3 販売業の登録にあっては、販売又は授与しようとする毒物又は劇物の数量
4 毒物劇物取扱責任者の氏名及び住所
3 販売業の登録にあっては、販売又は授与しようとする毒物又は劇物の数量
問7 次の記述は、法第7条第1項の条文の一部であるが、にあてはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
毒物劇物営業者は、アごとに、専任の毒物劇物取扱責任者を置き、毒物又は劇物によるイの危害の防止に当たらせなければならない。
1 毒物劇物営業者 公衆衛生上
2 毒物劇物営業者 保健衛生上
3 毒物又は劇物を直接に取り扱う製造所、営業所又は店舗 公衆衛生上
4 毒物又は劇物を直接に取り扱う製造所、営業所又は店舗 保健衛生上
4 毒物又は劇物を直接に取り扱う製造所、営業所又は店舗 保健衛生上
問8 次のうち、毒物劇物取扱責任者となることができる者として、法第8条第1項に掲げられている者はどれか。
1 医師
2 薬剤師
3 登録販売者
4 甲種危険物取扱者
2 薬剤師
問9 次の記述は、毒物劇物営業者が行う手続きに関するものであるが、正誤の組み合わせとして、正しいものはどれか。
ア 毒物劇物販売業者は、専任の毒物劇物取扱責任者の週当たりの勤務時間数を変更したときは、変更後30日以内に届け出なければならない。
イ 毒物劇物製造業者は、登録を受けている製造所の名称を変更しようとするときは、あらかじめ、登録の変更を受けなければならない。
ウ 毒物劇物輸入業者は、登録を受けている営業所において登録を受けた毒物又は劇物以外の毒物又は劇物を新たに輸入しようとするときは、あらかじめ、登録の変更を受けなければならない。
1 正 正 正
2 正 正 誤
3 誤 誤 正
4 誤 誤 誤
3 誤 誤 正
問10 次のうち、法第12条第2項及び省令第11条の6の規定により、毒物又は劇物の販売業者が、毒物又は劇物の直接の容器又は直接の被包を開いて、毒物又は劇物を販売するとき、その容器及び被包に表示しなければ、販売してはならないとされている事項として、定められていないものはどれか。
1 毒物又は劇物の名称
2 毒物又は劇物の販売業者の住所(法人にあっては、その主たる事務所の所在地)
3 直接の容器又は直接の被包を開いた年月日
4 毒物劇物取扱責任者の氏名
3 直接の容器又は直接の被包を開いた年月日
問11 次の記述は、法第12条第3項の条文であるが、にあてはまる語句として、正しいものはどれか。
毒物劇物営業者及び特定毒物研究者は、毒物又は劇物を貯蔵し、又は陳列する場所に、「」の文字及び毒物については「毒物」、劇物については「劇物」の文字を表示しなければならない。
1 医薬用外
2 医療用外
3 危険物
4 工業用
1 医薬用外
問12 次の記述は、法第13条、政令第39条及び省令第12条の条文であるが、にあてはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
<法第13条>毒物劇物営業者は、政令で定める毒物又は劇物については、厚生労働省令で定める方法により着色したものでなければ、これをアとして販売し、又は授与してはならない。
<政令第39条>法第13条に規定する政令で定める劇物は、次のとおりとする。
一 硫酸タリウムを含有する製剤たる劇物
二 イを含有する製剤たる劇物
<省令第12条>法第13条に規定する厚生労働省令で定める方法は、あせにくい黒色で着色する方法とする。
1 農業用 沃化メチル
2 農業用 燐化亜鉛
3 学術研究用 沃化メチル
4 学術研究用 燐化亜鉛
2 農業用 燐化亜鉛
問13 次の記述は、法第14条第2項及び第4項に基づく毒物又は劇物の譲渡手続きに関するものであるが、にあてはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
毒物劇物営業者は、譲受人から法第14条第1項各号に掲げる事項を記載し、譲受人がアした書面の提出を受けなければ、毒物又は劇物を毒物劇物営業者以外の者に販売し、又は授与してはならない。
また、毒物劇物営業者は、販売又は授与の日からイ、この書面を保存しなければならない。
1 署名 5年間
2 署名 6年間
3 押印 5年間
4 押印 6年間
3 押印 5年間
多分改訂されてる。
毒物劇物営業者は、販売又は授与の日から5年間、第1項及び第2項の書面並びに前項前段に規定する方法が行われる場合に当該方法において作られる電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて電子計算機による情報処理の用に供されるものとして厚生労働省令で定めるものをいう。)を保存しなければならない。
問14 次のうち、法第15条第2項及び第3項の規定により、毒物劇物営業者が、政令で定める劇物の交付を受ける者の確認を行った際に、備えている帳簿に記載しなければならない事項として、省令第12条の3に定められていないものはどれか。
1 交付した劇物の名称
2 交付の年月日
3 譲受人と交付を受けた者の続柄又は関係に関する事項
4 交付を受けた者の氏名及び住所
3 譲受人と交付を受けた者の続柄又は関係に関する事項
問15 次の記述は、政令第40条の条文の一部であるが、にあてはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
法第15条の2の規定により、毒物若しくは劇物又は法第11条第2項に規定する政令で定める物の廃棄の方法に関する技術上の基準を次のように定める。
一 中和、加水分解、酸化、還元、稀釈その他の方法により、毒物及び劇物並びに法第11条第2項に規定する政令で定める物のいずれにも該当しない物とすること。
二 ガス体又は揮発性の毒物又は劇物は、保健衛生上危害を生ずるおそれがない場所で、少量ずつ(ア)、又は揮発させること。
三 可燃性の毒物又は劇物は、保健衛生上危害を生ずるおそれがない場所で、少量ずつ(イ)させること。
(ア)ーーーーー(イ)
1 凝縮、昇華 ーーー燃焼
2 凝縮、昇華 ーーー水又は有機溶媒に溶解
3 放出し ーーーーー燃焼
4 放出し ーーーーー水又は有機溶媒に溶解
3 放出し 燃焼
問16 次のうち、48%水酸化ナトリウム水溶液をタンクローリー車で1回につき6,000kg運搬する場合にその車両の前後の見やすい箇所に掲げなければならない標識として、正しいものはどれか。
1 0.3メートル平方の板に地を赤色、文字を白色として「劇」と表示
2 0.3メートル平方の板に地を赤色、文字を白色として「毒」と表示
3 0.3メートル平方の板に地を黒色、文字を白色として「劇」と表示
4 0.3メートル平方の板に地を黒色、文字を白色として「毒」と表示
4 0.3メートル平方の板に地を黒色、文字を白色として「毒」と表示
問17 次の記述は、政令第40条の9第1項及び第2項の条文の一部であるが、にあてはまる語句として、正しいものはどれか。
<政令第40条の9第1項>毒物劇物営業者は、毒物又は劇物を販売し、又は授与するときは、その販売し、又は授与アに、譲受人に対し、当該毒物又は劇物の性状及び取扱いに関する情報を提供しなければならない。
<政令第40条の9第2項>毒物劇物営業者は、前項の規定により提供した毒物又は劇物の性状及び取扱いに関する情報の内容に変更を行う必要が生じたときは、イに、当該譲受人に対し、変更後の当該毒物又は劇物の性状及び取扱いに関する情報を提供するよう努めなければならない。
1 する時まで 速やか
2 する時まで 30日以内
3 した日から30日以内 速やか
4 した日から30日以内 30日以内
1 する時まで 速やか
問18 次の記述は、法第17条第1項の条文であるが、にあてはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
毒物劇物営業者及び特定毒物研究者は、その取扱いに係る毒物若しくは劇物又は第11条第2項の政令で定める物が飛散し、漏れ、流れ出し、染み出し、又は地下に染み込んだ場合において、不特定又は多数の者について保健衛生上の危害が生ずるおそれがあるときは、アに、その旨をイ、警察署又は消防機関に届け出るとともに、保健衛生上の危害を防止するために必要な応急の措置を講じなければならない。
1 72時間以内 地方厚生局
2 72時間以内 保健所
3 直ち 地方厚生局
4 直ち 保健所
4 直ち 保健所
問19 次のうち、法第22条第1項の規定により、業務上取扱者として都道府県知事(その事業場の所在地が、保健所を設置する市又は特別区の区域にある場合においては、市長又は区長。)に届け出なければならない事業場として、正しいものはいくつあるか。
ア アセトニトリルを使用して、化学実験を行う大学
イ シアン化ナトリウムを使用して、電気めっきを行う工場
ウ ホルマリンを使用して、病理組織検査を行う病院
1 1つ
2 2つ
3 3つ
4 正しいものはない
1 1つ
問20 次のうち、毒物劇物販売業者の対応等を述べたものとして、正しいものはいくつあるか。
ア 父親の代理で劇物を受け取りに来店した16歳の高校生に対し、父親の運転免許証の写しで父親の氏名及び住所を確認した上で、劇物を交付した。
イ 劇物の貯蔵設備を店舗内の別の場所に変更する日の30日前に、設備の重要な部分の変更として都道府県知事(その店舗の所在地が、保健所を設置する市又は特別区の区域にある場合においては、市長又は区長。)に届け出た。
ウ 取り扱っている劇物の在庫の定期確認の際に、倉庫にある実物の数量が帳簿と合わず、当該劇物を紛失したことが判明したが、当該劇物が他の毒物又は劇物よりも毒性が低いことを考慮し、警察署に届け出なかった。
1 1つ
2 2つ
3 3つ
4 正しいものはない
4 正しいものはない
問21 次のうち、どちらも混合物である組合せとして、正しいものはどれか。
1 牛乳 ショ糖
2 原油(石油) 食塩水
3 ダイヤモンド 塩酸
4 オゾン 塩化カリウム水溶液
2 原油(石油) 食塩水
問22 次のうち、クロマトグフィーの説明として、正しいものはどれか。
1 物質を作る粒子の大きさの違いを利用し、ろ紙などで液体とその液体に溶けない固体との混合物を分離する。
2 目的の物質をよく溶かす溶媒を使い、溶媒に対する溶解度の差を利用して、混合物から目的の成分を分離する。
3 固体が液体の状態を経ずに直接気体になる現象(昇華)を利用して、固体の混合物から昇華しやすい物質を分離する。
4 ろ紙などの吸着剤に対する物質の吸着されやすさの違いを利用して、混合物を分離する。
4 ろ紙などの吸着剤に対する物質の吸着されやすさの違いを利用して、混合物を分離する。
問23 次のうち、14C と互いに同位体である原子はどれか。
1 12C
2 14N
3 16O
4 40Ca
1 12C
問24 次の記述は、原子の電子配置に関するものであるが、正誤の組合せとして正しいものはどれか。
ア 原子核に最も近い電子殻はL殻である。
イ ホウ素(5B)の最外殻電子の数は3個である。
ウ ネオン(10Ne)の価電子の数は8個である。
1 正 誤 誤
2 誤 正 誤
3 正 誤 正
4 誤 正 正
4 誤 正 正