簿記2級(工業)_rev Flashcards
(16 cards)
<原価の分類>
・形態別分類
・製品との関連による分類
・形態別分類
→材料費、労務費、経費
・製品との関連による分類
→製造直接費、製造間接費
総原価とは
総原価=製造原価+販管費
・直接材料費の例(3つ)
・間接材料費の例(3つ)
・直接材料費
→素材費・原料費、買入部品費
・間接材料費
→補助材料費(燃料、補修用材料)、消耗品費、消耗工具器具備品費
棚卸減耗費の処理
「間接経費」であり、「製造間接費」として処理
<仕訳>材料消費価格差異
1.素材120個を直接材料費として、予定消費単価@100で消費した。
2.月末に実際消費単価を計算したところ、@110。差額を材料消費価格差異に振替えた。
1. 仕掛品 12,000 / 材料 12,000 2. 材料消費価格差異 1,800 / 材料 1,800 (解説) 原価差異が△なので、不利差異または借方差異
・労務費とは
・直接労務費の範囲
・間接労務費の例(3つ)
・労務費 →工場で働いている人の賃金(工員に支払われる給与)や給料 ・直接労務費 →段取時間+加工時間 ・間接労務費 →直接工の手待時間 間接工(製造をサポートする人) 工場の事務員の給料
・経費とは
・直接経費の例(2つ)
・間接経費とは
・経費 材料費、労務費以外の製造原価 ・直接経費 外注加工費、特許権使用料 ・間接経費 各製品に共通して必要な経費(減価償却費、賃借料、水道光熱費、棚卸減耗費)
<製造間接費の配賦>
・1次配賦
・2次配賦
・3次配賦
・1次配賦 部門共通費(減価償却費、水道光熱費など)を各部門に配賦 ・2次配賦 補助部門(修繕部門、事務部門など)の製造間接費を製造部門に配賦 直接配賦法、相互配賦法 ・3次配賦 製造部門の製造間接費を製品に配賦
原価計算の種類(4つ)
①個別原価計算 ②総合原価計算 直接材料費と加工費(直接労務費、直接経費、製造間接費)に分けて計算 ③標準原価計算 総合原価計算において、予め標準原価を定める方法 ④直接原価計算 原価を変動費と固定費に分けて計算
・副産物
・作業屑
・副産物
手製品と一緒に発生し、売ることができるモノ
・作業屑
製造の途中で発生した屑で、売ることができるもの
シングル・プランとは
原価差異を材料勘定、賃金勘定、製造間接勘定で計算(仕掛品勘定が標準原価でシングル)
パーシャル・プランとは
原価差異を仕掛品勘定で計算(仕掛品勘定は標準原価が一部・パーシャルで、実際原価との差は「原価差異」)
原価差異の分析
・標準原価:4,400KG, @200円
・実際原価:4,500KG, @198円
・価格差異:+9,000(有利差異)
・数量差異:△20,000(不利差異)
シュラッター図
製造間接費差異(総差異) 605,000円(不利差異)
①予算差異 438,000円(不利差異)
②操業度差異 144,000円(不利差異)
③能率差異 23,000円(不利差異)
安全余裕率とは
固定費調整とは
・直接原価計算の営業利益を、全部原価計算の営業利益に調整すること。
・直接原価計算では、発生した固定費をすべて当期の費用に計上。
他方、全部原価計算では、発生した固定費は月末仕掛品や月末製品にも含まれるため、全て当期の費用に計上していない。
・全=直+末ー首