2年生 病理学 一学期の試験 Flashcards
(50 cards)
1
Q
他覚症状はどれか。
- 頭痛
- 体温
- 耳鳴り
- 吐き気
A
体温
2
Q
剖検診断(病理解剖)の目的で誤っているのはどれか。
- 死因の究明
- 犯罪性の確認
- 病変の質的評価
- 治療効果の判定
A
犯罪性の確認
3
Q
女児に多い疾患はどれか。
- 痛風
- 肺癌
- 先天性股関節脱臼
- 肝癌
A
先天性股関節脱臼
4
Q
クラインフェルター症候群の性染色体はどれか。
- X
- XXX
- XXY
- XYY
A
XXY
5
Q
内分泌機能低下症の原因にならないのはどれか。
- 内分泌腺の破壊
- ホルモン不活化機構の障害
- 分泌刺激の低下
- 内分泌腺の先天的無形成
A
ホルモン不活化機構の障害
6
Q
細胞傷害性T細胞(Tcリンパ球)について誤りはどれか。
- 抗原提示を受けて特異的破壊をおこなう。
- CD4マーカー陽性である。
- 腫瘍細胞を破壊する。
- 移植片を攻撃する。
A
CD4マーカー陽性である。
7
Q
副腎機能亢進症はどれか。
- 尿崩症
- クッシング病
- シモンズ病
- バセドウ病
A
クッシング病
8
Q
ステロイドホルモンはどれか。
- 下垂体ホルモン
- カテコールアミン
- 副腎皮質ホルモン
- 膵臓ホルモン
A
副腎皮質ホルモン
9
Q
皮膚癌の原因となるものはどれか。
- 紫外線
- 可視光線
- 赤外線
- 電波
A
紫外線
10
Q
放射線の感受性が高い組織はどれか。
- 神経
- 肝臟
- 骨髄
- 筋肉
A
骨髄
11
Q
健康被害とその原因との組み合わせで誤りはどれか。
- 水俣病 - 有機水銀
- イタイイタイ病 - ヒ素
- カネミ油症 - PCB
- 四日市喘息 - 二酸化硫黄
A
イタイイタイ病 - ヒ素
12
Q
感染について誤っているものはどれか。
- インフルエンザ肺炎の二次感染原因菌に肺炎球菌がある。
- 入院患者が病院内で感染を受けた場合を院内感染という。
- 抵抗力の低下した宿主への平素無害菌による感染症を異所性感染という。
- AIDSで発症するニューモシスティス肺炎は日和見感染である。
A
抵抗力の低下した宿主への平素無害菌による感染症を異所性感染という。
13
Q
組織・臓器の循環障害で正しい組み合わせはどれか。
- 充血 - 静脈血が貯留した状態
- うっ血 - 流れる動脈血が過剰な状態
- 血栓 - 血管の支配領域が壊死した状態
- 虚血 - 動脈の血液供給が減少した状態
A
虚血 - 動脈の血液供給が減少した状態
14
Q
神経性貧血をきたす疾患はどれか。
- レイノー病
- 心筋梗塞
- バージャー病
- 結節性多発動脈炎
A
レイノー病
15
Q
タール便の原因疾患として最も考えられるのはどれか。
- 十二指腸潰瘍
- 潰瘍性大腸炎
- 直腸癌
- 痔
A
十二指腸潰瘍
16
Q
門脈圧亢進症で生じやすい出血はどれか。
- 吐血
- 喀血
- 血尿
- 血胸
A
吐血
17
Q
血栓症について誤っているのはどれか。
- 血管内で血液が凝固する現象を血栓症という。
- 血栓は動脈にも静脈にもできる。
- 血栓は心臓内では形成されない。
- 血栓には赤色血栓、白色血栓、混合血栓がある。
A
血栓は心臓内では形成されない。
18
Q
血栓を起こしやすい疾患として誤っているのはどれか。
- 動脈瘤
- 血友病
- 動脈硬化症
- 血管炎
A
血友病
19
Q
血栓形成の誘因はどれか。
- 血流速度の上昇
- 内皮細胞の障害
- 血液粘度の低下
- 線溶系の亢進
A
内皮細胞の障害
20
Q
循環障害について正しい組み合わせはどれか。
- レイノー病 - 皮膚温上昇
- 奇異塞栓症 - 卵円孔開存症
- バージャー病 - 炎症性充血
- 潜函病 - 大腿骨骨折
A
奇異塞栓症 - 卵円孔開存症
21
Q
出血性梗塞をおこしやすい臓器はどれか。
- 肺
- 心臟
- 脳
- 腎臟
A
肺
22
Q
梗塞について誤っているものはどれか。
- 心筋梗塞の壊死巣は吸収されたのち線維化される。
- 腎梗塞の壊死巣は軟化融解する。
- 出血性梗塞は暗赤色を呈する。
- 心筋梗塞の壊死巣は凝固壊死の形をとる。
A
腎梗塞の壊死巣は軟化融解する。
23
Q
水腫の原因はどれか。
- 毛細血管静水圧の低下
- 毛細血管透過性の低下
- 血漿膠質浸透圧の低下
- 血液凝固能の低下
A
血漿膠質浸透圧の低下
24
Q
ショックとその原因との組み合わせで誤っているのはどれか。
- 心原性ショック - 急激な心拍出量減少
- 出血性ショック - 末梢血管の透過性亢進
- 熱傷性ショック - 大量の血漿成分喪失
- 細菌性ショック - 内毒素による血管内皮細胞障害
A
出血性ショック - 末梢血管の透過性亢進
25
萎縮について誤っているものはどれか。
1. 構成細胞が消失し絶対数が減少したものを単純萎縮という。
2. ギプス固定時には廃用性萎縮がみられる。
3. 更年期以降の性腺萎縮は数的萎縮である。
4. 老化や飢餓の際はしばしば褐色萎縮がみられる。
構成細胞が消失し絶対数が減少したものを単純萎縮という。
26
アルコール性肝障害でみられるのはどれか。
1. アミロイド変性
2. 硝子滴変性
3. 脂肪变性
4. フィブリノイド変性
脂肪变性
27
疾患と沈着物との組み合わせで適切なのはどれか。
1. アルツハイマー病 - アミロイド
2. 痛風 - 脂肪
3. 黄疸 - リボフスチン
4. 動脈硬化症 - グリコーゲン
アルツハイマー病 - アミロイド
28
閉塞性黄疸の所見で誤っているものはどれか。
1. 灰白便
2. 血中直接ビリルビンの上昇
3. 尿中ウロビリンの上昇
4. 皮膚掻痒感
尿中ウロビリンの上昇
29
糖尿病について誤りはどれか。
1. IDDMはインスリン依存型を意味する。
2. NIDDMはI型糖尿病に相当する。
3. 慢性化により微小血管傷害、末梢神経障害をおこす。
4. 原発性と続発性がある。
NIDDMはI型糖尿病に相当する。
30
痛風に直接関与しないのはどれか。
1. 高尿酸血症
2. 尿路結石
3. プリン体代謝
4. 脂肪代謝
脂肪代謝
31
悪性黒色腫で多量に産生されるのはどれか。
1. ビリルビン
2. メラニン
3. リポフスチン
4. ヘモジデリン
メラニン
32
誤っている組み合わせはどれか。
1. 糖尿病 - インスリン欠乏
2. 心筋梗塞 - 冠動脈硬化
3. アミロイドーシス - 脂肪代謝異常
4. 胆石 -コレステロール結石
アミロイドーシス - 脂肪代謝異常
33
正しい組み合わせはどれか。
1. 糖尿病 - 冠動脈硬化
2. 心筋梗塞 - インスリン欠乏
3. アミロイドーシス - 脂肪代謝異常
4. 胆石 - コレステロール結石
胆石 - コレステロール結石
34
融解壊死がよくみられる疾患はどれか。
1. 心筋梗塞
2. 脳梗塞
3. 腎梗塞
4. 乾酪化巣
脳梗塞
35
死の三徴候に含まれないのはどれか。
1. 体温低下
2. 呼吸停止
3. 瞳孔反射消失
4. 脈拍停止
体温低下
36
植物状態について正しい記述はどれか。
1. 脳死状態である。
2. 人工呼吸器が必要である。
3. 意思の疎通ができる。
4. 脳幹の機能は保たれている。
脳幹の機能は保たれている。
37
計画化された細胞死を何というか。
1. アミロイドーシス
2. アポトーシス
3. リビドーシス
4. ヘモクロマトーシス
アポトーシス
38
代償肥大がみられるのはどれか。
1. 前立腺
2. 腎臟
3. 心臟
4. 子宮
腎臟
39
次の関係で誤っているのはどれか。
1. 仕事肥大 - スポーツ心臓
2. 偽肥大 - 1側腎の摘出による肥大
3. 増殖 - 急性感染症
4. 内分泌性過形成 - ヨード欠乏時の状腺
偽肥大 - 1側腎の摘出による肥大
40
全く再生しないものはどれか。
1. 粘膜上皮
2. 骨
3. 心筋
4. 血管
心筋
41
分化成熟をとげた組織や細胞が別の細胞、組織に変化することを何というか。
1. 再生
2. 化生
3. 肥大
4. 器質化
化生
42
肉芽組織の構成要素になりにくいものはどれか。
1. 肥満細胞
2. 新生血管
3. 炎症細胞
4. 線維芽細胞
肥満細胞
43
二次的治癒について正しいはどれか。
1. 外科的治癒。
2. 虫垂炎手術後の皮膚の瘢痕。
3. 無菌的切創で創縁が接する。
4. 大量の肉芽形成。
大量の肉芽形成。
44
化生について正しいのはどれか。
1. 膀胱の移行上皮は扁平上皮に化生する。
2. 子宮頸部の円柱上皮は腸上皮に化生する。
3. 胃の腺上皮は移行上皮に化生する。
4. 気管支の円柱上皮は移行上皮に化生する。
膀胱の移行上皮は扁平上皮に化生する。
45
拒絶反応が最もおこりやすい移植はどれか。
1. 自己移植
2. 同系移植
3. 異系移植
4. 異種移植
異種移植
46
損傷が大きな創傷治癒について誤りはどれか。
1. 一種の補修現象である。
2. 肉芽組織が補綴する。
3. 瘢痕化して修復を完了する。
4. 傷痕を残さず修復を完了する。
傷痕を残さず修復を完了する。
47
骨折の治癒について誤っているものはどれか。
1. 骨折をおこすと出血し血腫ができる。
2. 断端は肉芽組織で埋められ仮骨を形成する。
3. 類骨は石灰化した骨基質である。
4. 骨折治癒の完成には加重負荷が必要である。
類骨は石灰化した骨基質である。
48
異物を処理する生体反応はどれか。
1. 器質化
2. 化生
3. 変性
4. 膿瘍
器質化
49
異物とその処理方法との組み合わせで適切でないのはどれか。
1. 炭粉 - 貪食
2.血栓 - 器質化
3. 折れた鍼 - 被包化
4. 縫合糸 - 融解
縫合糸 - 融解
50
創傷の治癒過程で最も遅い時期にみられるのはどれか。
1. 水腫
2. 好中球浸潤
3. 毛細血管の増生
4. 膠原線維の増生
膠原線維の増生